♪ 首元で喉を鳴らしている仔猫 風邪ひき男がケアされており
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起きたら9時を回っていた。風邪の症状が抜けず微熱が有るのか、幾らでも眠れてしまう。
あらんが布団の中に入って眠ることが多く、ここ二日間も一晩中ずっと一緒だった。途中でゴロゴロと喉を鳴らし始めたたが「チュウチュウ行為」はなく、何だかひどく安心している様子。夜明け前にピピが外から帰って来た時、いつもの様に起き出して追いかけていった。が、争いが起こる様子もなく静かなものだった。あらんも大分落ち着いてきたようだ。
朝の何時ごろか、再び布団に入ってきたあらん。腿のあたりまで下りてしばらくその辺りで寝ていたが、その内暑くなったのか、首のところまで上がって来た。少しして、またゴロゴロとやりだし、幸せそうな顔をして寝ている。
何だか知らないが、 “風邪ひき男が好きなのか” と思うここ二晩のあらんである。そういえば子供が小さい頃、具合が悪くて寝ている子の傍に猫が寄っていって、見守るように寝ることが何度かあった。具合が悪いのを悟って、添い寝してあげているという感じ。猫の行動には分からないところがある。
具合が悪くて寝ている傍に猫が寄り添ってくれるというのは、とても良い気分だ。その上、「よしよし」とでもしているかのようにゴロゴロと喉を鳴らしてくれれば、癒し効果があるというもの。こんな時は猫を飼っていて良かったと思うし、猫と交信できているような気分になってほのぼのとしてくる。
さっき覗いたら気配を感じて目を開けたが、すぐに目を瞑った。顔を布団に圧しつけて寝る体制なった。いつもなら寝ている時間なのだ、「ゆっくりおやすみ」
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