♪ 一万と五千の歩数が撮らせたる足を持たない生者の個性
先日、ハンモックをあれこれれやっている時に、テーブルの脚に左足の薬指をしこたま打ってしまい、よくある事と放置していたら腫れてきて歩行時に痛みも出てきた。雨の合間にウォーク&ランをと思って家を出たのは良いが、痛いので直ぐに引き返してしまった。痛みが治まるのを待っていたら、あっという間に1週間が過ぎていた。
前方から上半身裸の格好で走って来る人がいる。近づいてきたその体の鍛えられていること。腹筋は三段に割れ、大胸筋をはじめとする上半身全体が引き締まって隆々と、鋼のように研磨されている。トライアスロンの選手だろうか。見惚れているうちに通り過ぎてしまった。
ああ、写真を撮ればよかったと、後姿を見ながら悔やんが後の祭り。せっかくカメラ持参で出たのに、ウエストポーチに入れたままだったのが良くなかった。以後は、手に持ったまま歩くことに。
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せっかくカメラを持って出たので、いつもと違うところへ目を向け、花後の実を中心にクローズアップで撮ることにした。
イロハモミジの種
コノテヒバの実
マサキの花
シュロガヤツリの花
ギンバイカの花
ナンキンハゼの花
アカメガシワの花
ヘクソカズラの花
サルスベリの種の莢
近づいてみるといろいろ面白い発見がある。(現物のサイズは無視)
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タチバナモドキの実
ギンナン
ヤマボウシの種
マユミの種
ホウノキの果実
ランタナの種
カクレミノの実
マテバシイの実
クロガネモチの実
アカメガシワの実
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いつもそうだが、絶好のシャッターチャンスを逃した後はこれといったものに出会わない。麻雀と同じ、人生も同じ。絶好のチャンスなんてそうそう訪れない。その貴重なチャンスを逃さずに活かせるかどうかが、運命の分かれ道となる。
人物を撮るのが一番面白いが、人物を特定できるような写真は本人の許可がいる。肖像権やプライバシーが問題になるご時世はけっこう気を使う。正面から面白い恰好の被写体が来ても、気が引けてしまう。
無許可ならせいぜい後姿ぐらいしか撮れない。あまり厚かましく接近するのもはばかれて、どうしようかと思っている内に機会を逃してしまう。
一週間振りのウォーキングだったが、休養充分でもあるしスクワットや体幹トレのエルボースタンスなどやっているので、それほど疲れは感じなかった。
しかしまあ、15,000歩を3時間近くかかって歩いたのだから当然か・・。
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