♪ はるかぜにほほ撫でさせて3キロをパン買いに行くもくてきは 歩 歩
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爺さま、年甲斐もなく「青春18きっぷ」なんて買って旅行の計画を立てていたけど、数日の間「アッタマきた」って頻りに怒っていた。どの路線もみんな途中までしか行かず、途中で何度も乗り換えさせられてとてもノンビリした旅行になんかなりそうにないらしい。
とに角特急優先で、それを使わないと旅行なんかできないようになってるって・・。
昔は東海道本線にしろ他の幹線は始発から終点まで通して運転されていたので、ゆっくりのんびりできた。今では、名古屋から京都へ行くのに時間帯によっては、大垣で乗り換えて米原まで行き、そこで乗り換えてようやく京都まで行けるという塩梅だ。
昔は、夜行列車も当たり前のように走っていたので、1泊分の経費が浮くということで学生には都合が良かったなあと、隔世に取り残された浦島太郎状態だ。
LCCが登場して飛行機の方が安かったりする時代になって、その競争のあおりを食っている感じだなぁ。列車でノンビリと旅行をする人も減ったのだろし、経費削減にはそうしないと車両や諸々のやりくりが回って行かないのだろうね。
長距離は時間が掛り過ぎるし、ノンビリ駅弁を食べてる雰囲気じゃない。せいぜい150㎞程度までの日帰り旅行にしか使えそうにないらしく、「やっぱり学生向きだなぁ」と改めて「青春18きっぷ」を再認識している風だ。
飯田線の秘境駅が「鉄旅」の愛好家に人気で、今では「飯田線秘境駅号」というのが期間限定で走っているほどらしい。
「魅惑の飯田線秘境駅号」(豊橋-天竜峡)として2010年春に運行を開始。好評だったため、秋も継続して運行したのが始まり。基本の運行区間も「豊橋-飯田」へと延びて、2020年で10周年だったけれど、コロナの影響で中止になってしまったらしい。
今年2021年は、 4月10日(土)・11日(日)・16日(金)・17日(土)・18日(日)の5回が予定されている。
飯田線は、車窓に中央アルプスや天竜川などの美景を眺め、しみじみとした趣の秘境駅が点在している。しかし、94もの駅があり、全線を走りぬく列車の数も少ない。1日で秘境駅を巡ることは現実的には不可能なんだよなぁ。
これにも青春18きっぷは使えない。3時間に1本程度の鈍行に乗って、ホテルが駅に直結で、秘境駅巡りに最適の平岡駅にある「ふれあいステーション龍泉閣」に泊まるという手もあるようだけど、そうまでして行くほどの鉄旅ファンじゃないからなあ。
それで、結論は・・・。キャンセル(払い戻し)することに。
4月10日までしか使えないのもネックだし、雨が多い季節でせっかく時間を掛けて行って、雨が降ったらそれも台無しだし・・・。
ああ、春は人間様にもやっぱり悩ましいんだなぁ。猫は恋の季節で体が疼いてしょうがないし、妙な声がかってに湧きあがって来るしで、めんたる、ふぃじかるの両方が言うことを聞かないんだからどうにも困った季節だ。
爺さまは5月の作品展が済んだら、検索して見つけた宿(南木曽町のHOSTEL & CAFE)にノンビリ行ってくるつもりらしい。外人さんが多いらしいので喋れないけど楽しそうじゃない?
「このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。」
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