♪ 空振りを三つ重ねてもどり来れば玄関の鍵掛け忘れらる
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7日から開催の作品展の案内に載せてもらおうと、今更遅いと思いつつ、中日新聞東海通信局までウォーキングを兼て行って来た。いつ行っても居ないので朝一ならどうかなと7時20分頃家を出、1時間程で到着したが車が2台あるもののまだ閉まっていた。しょうがないがいつものように、郵便受けにDMなどを入れるだけになった。
東海市役所のロビーに地震対策のための屋内用シェルターが展示してあると聞いていたので、一度現物を見てみたいと思って行ってみた。受付で聞くと「5カ月間ほど展示してあったのですが、先月かたずけました」とのこと。
コロナワクチンの接種準備中で、椅子がずらっと並べてあったことからすると、邪魔になったんじゃないかな。これまた空振りで、ツーナッシング。間が悪い日だ。
ついでに例年なら今頃が最盛期の見頃のはずのナニワイバラを見ようと、茶房じゅんに立ち寄るも、今年は早めに咲き始めため、最盛期は過ぎてしまっていた。
あの雪の様な純白の艶姿を見たかったのに、これまた空振りで、あえなく三振となった。一週間ほど前に満開になったらしい。
最高気温が23度ほどになるという予報が出ていたのも、朝のうちにウォーキングした理由の一つでもあった。コロナ、コロナで振り回されて、気候までおかしくなったんじゃ目も当てられない。
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近くの大田川には亀がたくさん生息していて、ちょうど日光浴の時間なのか水中からフワフワッと浮いて来て、つぎつぎと甲羅干しに上がって来ている。堤防の上から覗いたちょうどその時、水中を「カワウ」が泳いでいった。水中を鳥が泳いでいくのを、上から見る機会なんか滅多にない。カメラを出す前で、撮れなかったのが残念だった。
ほとんどがミシシッピーアカミミガメだと思っていたが、頬に赤い模様がないのがいる。単にそう見えるだけなのか、違う種類なのか良く分からない。
ネットで確認すると、やはりアカミミガメのようだ。成熟したオスは前足の爪が長くなり、身体全体が黒く背中は灰色一色となって顔の赤い模様が無くなるらしい。背中や顔の色からニホンイシガメに間違われることがあるらしいが、イシガメは甲羅の縁がギザギザしていることから、区別がつく。
帰りも歩くつもりだったが、歩き始めに膝にちょっとした違和感があり、自重して電車で帰って来た。玄関は鍵が掛かっているかな~と思いつつ試したら、すーっと開いた。カミさんが出掛けると言っていたはずだが、もう帰ってるのか? 家に入ってみると、誰もおらず車のキーも無い。鍵を掛け忘れたらしい。取られるものなんか何もないけど、ちょっとね。
歩数計を見ると11,300歩を示していた。電車で帰って正解だった。これ以上歩いてまた膝が痛くなったりしたら、三振だけでは済まない。
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