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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2021.05.30
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カテゴリ:ウォーキング

♪ かろやかにシテのうぐいす晴れ舞台今朝は囃子の小綬鶏の声



 5時に目が覚めたので久し振りに朝のウォーキングをする気になった。夏至も近いことだし夜が明けるのが早く、5時にはもうしっかりと朝日が射している。準備運動をして5時40分頃に家を出た。半袖のTシャツで十分な暖かさ。膝の具合も上々。
 最近、腰が凝っていて痛だるい感じが有って、走るとそれが軽減されることを思い出していた。以前はできていたのをずっと中断していたので、坂に差し掛かったので走って上がった。これこれ、この感じ。

””

 梅雨の晴れ間といってもまだ5月だ。カラッとして気持ちがいい。
 開発された住宅街の外れ、調整池でオオヨシキリが頻りに鋭い声をあげている。


 立ち寄るところがあって、脇道を抜けていくと今度は鶯の声が迎えてくれた。こんなに何羽もの鶯が頻りに啼いているのに居合わせるのは初めてのこと。幸せな気分に浸っていると、今度は小綬鶏が長鳴きを始めた。こっちの方が声が大きいので、ウグイスの声は霞んでしまう。


 小綬鶏がいた。そっと近づいていくと相手がいたらしく、一緒になって歩いて逃げていった。恋路の邪魔をしてしまったようだ。












 以前、冬に出会った養蜂箱の置いてある場所へ行ってみた。今の時期なら蜂が働いているはずで、その様子を見てみたいと思った。案の定、たくさんのミツバチが箱を出入りし、帰巣した蜂や出て行く蜂が空中で交錯していて見応えがある。働きバチは朝から精力的だ。暖かいので活性が良いのだろう。


 そういえば、この事は以前にも書いたのを思い出した。ブログ内検索をしたら、あった。3年前の4月21日で、時期は今よりひと月以上前だ。そのブログからすると今はもう蜜を搾り終えているようだ。もう一度搾れるのかな?
 この日は、最後に面白い出会いがあった。色の濃い夏みかんらしき実が木に生っていて、この時期にまだ採らないのはどうしてなのか気になった。それで、畑に人がいるようだったので聞いてみようと細い草道を入って行った。

入り口にあった柑橘類。 左の奥は袋掛けした枇杷。
””
「あれはダイダイで、夏みかんじゃないんですよ」
 食べてもおいしくないけど、絞り汁をドレッシングとか調味料として使うととてもおいしいのだと、後から聞いた。「地主のお婆さんのものなので、勝手に採ると怒られるんです」

 両側にブルーベリーの苗がたくさん植わっていて、実も沢山生っている。色づいているのやら青いのやらいろいろだ。

”” ””

 登山が好きでカメラにも凝っていて、20kgの荷物を担いでしょっちゅう山登りしていただ、奥さんが腰を痛めてしまい、登山が出来なくなったとか。それで体力はあり余っているので何かしたいと思っていたところ、たまたまこの場所を見つけて借りることにした。篠竹が生えていたのを取り除き、孫にブルーベリーを食べさせてやりたいと思って植えたのが始まりらしい。

”” ””

”” ””

 最初は分からないので適当な苗を買って植えたものの、美味しくなかったりたくさん生らなかったりした。取れる時期も一斉に採れるので具合が悪い。それで色々品種を変えて植えてみたり、収穫の時期もずらして採れるようにと試行錯誤の連続だったとか。

 害敵が色々いて、モグラが根を切って年に何本かが枯れてしまう。すぐ傍にはため池があるため、亀がネットの下を潜って冬眠しやって来るらしい。その開いた隙間からは雀が入って来るんだとか。ネットを張る前には通りすがりの人が、勝手に実を採って行くので困ったらしい。
「山間部では猿や猪、鹿などが作物を荒らしてこまるけど、それほどではないんですね」とはさすがに言えなかった。

”” 

 どこかに出荷しているらしいが、「内緒です」といって教えてくれない。
 やりかけると休憩なしでぶっ続けでやってしまうので、奥さんが心配しているらしい。梅が丘に住んでいるというのでそう遠くはなく、奥さんが見計らってやって来て、休憩を取らされるんだと笑っていた。「熱中症に気を付けて下さいよと」言うと、「新日鉄務めていて、熱い職場で慣れているので」と、余裕の表情。

””

 話好きらしく、聞かない事まで喋ってくれるので気持ちがいいし、気も合うので話が弾んだ。「話好きそうですね。私も知らない人と話するのが好きでね、知ってる人よりも楽しいんですよ」
 「うん、そうそうだよね」
 「今日はいい出会いでした。この入り口の蜜柑をキッカケに入って来なかったら、出会えなかったでね」「いつもとちょっと違うことをすると、何か良いことに出会える」

 歳を聞かれたので、72歳と答えると「一緒だねぇ」と。そうか同級生か。奥さんが俳句でもやろうかと言っていて、実際に作ったりしているらしい。それを見て、やれ季語がないとか、二つもあるとかついつい言ってしまうらしい。
 「俳句よりも川柳の方が良いんじゃないですか?」季語もいらないし。
 「サラリーマン川柳っていうの、あるねぇ」
 そうなんです、うちの旦那はちっとも休憩しないので困る、とかを5・7・5にしてね・・


 
♪ うぐいすに誘われ来たる里の辺のブルーベリーにロックオンせり
♪ 同い年の明るく語る来し方や登山靴から長ぐつまでの


 楽しいひと時だった。団塊の最後の世代はずっと揉まれて生きてきたから、みんな懐が深い。
 「今度、いい短歌が出来たら入り口の八朔の木に掛けといてください」
 「分かりました」「お邪魔しました、じゃぁまた・・・」


””

 こちらは、チラホラと枯れた葉が混じっていて、間もなく「竹の秋」を迎えるようだ。
 5時40分に出て、戻ったのが9時半ごろ。4時間もの間いったい何をしていたのか? って、カミさんは思っているだろう。自分でもこんなに遅くなるつもりはなかったので、鍵を持って出なかった。買い物に出かける時間になっても帰って来ないんじゃ、そりゃそう思うわなぁ。

 14,400歩ほど。前日に、病気を克服して毎日1万歩歩いている人の講演を聞いたばかりなので、これしきの数は大したことじゃないと思う。でも膝にかなり負担がかかっているので、しっかりアイシングしておいた。





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最終更新日  2021.07.20 06:36:30
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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