♪ 重陽のそら晴れわたる昼下がり九皐鳴鶴つくつくぼーし
きのうの午後、PCのすぐ横1mぐらいの至近距離で突然ツクツクボーシが鳴きだして、ビックリした。
なごりの蝉とでも言うか、最終列車が通りますーという感じとでも言いますか。久し振りの30℃を超す暑い日でしたから、まだ夏が続いていると思っているのかも知れません。
9月9日は、今は行われなくなった「菊の節句」とも呼ばれていた「重陽(ちょうよう)の節句」の日でした。旧暦 2021/9/9 は、新暦で2021年10月 14日にあたり、ちょうど菊が美しい季節なんですね。
2日前の9月7日(旧暦10月12日)は「白露」で朔(新月)でもあり、日没前の空には月齢2.1の美しい三日月が、宵の明星と並んで輝いていました。
重陽にちなんで過去の9月9日の日記を、定点観測的に読み返してみるのも乙なんじゃないかと思って、去年から順に10年前まで遡って見ました。
今日9月10日、美しい夕暮れから日没に移って直ぐ、西南西の空に三日月と金星が接近して輝いている姿が、(19時過ぎまで)眺められます。
10日の日没直後
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