♪ ことごとく乱反射して透明の未来に白くおのれを曝せ
きのうは中二日のウォーキング。「茶房じゅん」の「浪花茨(ナニワイバラ)」が咲いているはずなので、あの大株に咲き盛った真っ白な花を見たいと思い、27度ほどになる予報なので、汗をかく練習も兼ね、一番暑い午後1時半過ぎに家を出た。半袖、半パン。じっとり汗ばんだものの、乾燥していたのかそれほどでもなかった。
到着して、まずは薔薇の様子を見に庭へ回ってみる。思ったよりも花が少ない。すでに散ってしまって顎だけ残っているのも目に付く。開花がいつもより早かったのだろうか。
店に入ってそのことを言うと、やっぱり、今年はいつもより早く咲き始めたらしい。寒暖の変化も多かったし、やけに暖かい日もあったのが原因だろうか。大きく剪定をしたこともあって、花が少ないのも確からしい。以前、写真を見せてもらったものと比べると、ずいぶん様子が違っていてちょっとガッカリ。
植物も最盛期というのがあってある程度経つと、衰えて花の数も減ってきたりするが、まだ10年ちょとしか経っていない。まだまだ老け込むような齢でもないようだ。来年は剪定の影響もなくなり、立派な姿を見せてくれるのでしょう。
先日から何故か白い花に縁がある。22日は白の邂逅、24日はモデルハウスの白い壁。この夏日となった昼下がりも「白い誘惑」というタイトルを付けたくなるような白い一日だった。
途中で見かけた「白の木香薔薇」。我が家にも挿し木したのを植えてあるので、どう枝を這わせればいいのか考えているところ。黄いろのものよりは大人しいらしいが、これは立派だ。
こんなに大きく育っても困るので、上手く剪定して樹勢を抑えないといけない。花付きだけはよくするという高度なテクニックが必要になるが、太くなった枝を切って、若い枝に更新していくというやり方になるのかな。
東海市の新しい道路にはヒトツバタゴが植えられている。最近はあちこちに植えられていて、名前の由来の「なんじゃもんじゃ」という珍しいものではなくなっている。
意外にも日本では希少種のひとつで、絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)に指定されているらしい。天然での分布域が狭く、長野県、愛知県の木曽川流域、岐阜県東濃地方および長崎県対馬市に自生しているだけらしい。
岐阜県土岐市の「市の木」で、 県道66号線に植えられているため「なんじゃもんじゃ街道」という愛称が付けられているんだとか。今ではあちこちに「なんじゃもんじゃ通り」があるが、もしかして、この地方だけのことで、他の地域では育たないというようなことがあるのかもしれない。
モクセイ科ヒトツバタゴ属の一種。同じモクセイ科のトネリコ(別名「タゴ」)に似ていて、トネリコが複葉であるのに対し、これは小葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名があるんだとか。
シマトネリコは人気があるのか新築の家にはかなりの割合で植えられているし、遊歩道の並木になっていたりもする。特徴のあるよく似た花を咲かせ、遠くからでも良く目立つ。
我が家の「初雪カズラ」に白い花が咲いている。テイカカズラと同じ仲間だと思っていたが、花の様子が全く違う。
地面を這わせるだけじゃ面白くないので、以前のテイカカズラのように立体的にしてみたのが良かったのだろう。こんな花が咲くなんて思いもよらなかった。驚いたがなんだか嬉しい。
おまけ。「カラスノエンドウ」によく似た、珍しい花を見つけた。ツルがよく似ているが葉の付き方が違うが雰囲気がよく似ている。しかし、何と言っても花の付き方が全く違う。何ですか、これ?
それからこの目の覚めるようなオレンジの花。白ばっかり見ていた目に眩しくて、網膜に焼き付いてしまった。
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* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。