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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2022.05.09
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カテゴリ:素晴らしいこと

♪ おさなごが目高が見たいという時の目高はきっと昨日の自分

 ゴールデンウィークも最後になった日曜日。
 ヴァイオリンを習っている甥の長女が、お母さんに連れられてやって来た。コンクールに出るので練習の伴奏をやってほしいと頼まれてい、日曜日ごとに4回ほど来ることになっていた。ピアノは身近だけれどヴァイオリンは縁遠い楽器で、あまり近くで見ることも触れる機会もない。

 前もって楽譜と練習風景を録音した音源を送ってもらってあった。それをカミさんがスマホで聞いているのが聞こえてきた。音程がずれているのにやっている曲はかなり難しい。ピアノと違って正しい音を出すのは至難のことで、ピアノのメソッドとはずいぶん違うようだ。

課題曲

拡大します

 ピアノと違って初期の段階から、からかなり難しい曲を暗譜して弾かなければならないらしい。ピアノのようにコンサートで譜面を見て、捲るための助手まで付いているのとは違って、ヴァイオリンはそれができないので暗譜が必須の楽器なのだ。チェロやコントラバスはそうじゃないのに、ヴァイオリンを譜面を見ながら弾くことが許されない。



 想像に過ぎないが、先ずは指使いを覚えるのが先決で、暗譜しておいてからでないと先へ進むことが出来ないのだろう。そして、そこから先が問題になって来る。いかに音程を正しく弾くかが最初にあって、そこに枝葉となって様々なテクニックが重なって来る。確かにピアノなんかよりも数倍厄介だ。
 楽譜を見ると、8分音符の連続があるし3連符まであって、暗譜するだけでも大変そうだ。左の指の動きと、弓の動きが正確に一致して初めて音になる。そこはギターと同じでも、フレットがないのが難儀だ。音感が悪ければ話にならない。


 昔、ヴァイオリンは世界三大難楽器の一つといわれていた記憶があって、その難しさを誰でも認識していたものだ。しかし、実際の現場ではオーボエやホルンが「世界一難しい楽器」としてギネス認定されているらしい。音を出すことそのものが難しいらしい。

 オーボエはその吹き口の小ささがそうさせていて、過呼吸になってしまったりする。自分でピッチを合わせることも出来ず、楽団での音合わせはオーボエを基準に合わせるようになっている。

 片やホルンは、かなりの音域を出すのにバルブが3つしかなく、高音を出すときにほんのわずかなことで音が狂ったり、本来とは違う音が出てしまったりするという。トランペットをいじったことがある私は、3オクターブ目の音を出すのが容易ではないのを知っている。そのもっともっと上の音をだすわけだから、その難易度は想像がつく。


 ヴァイオリンは触ったことがないが、馬頭琴なら音を出させてもらったことがある。弓を軽く当ててこするだけで、こんなに簡単に音が出るんだと驚いた覚えがある。それで、子どもがギーギーと鋸を引くような音を出すのは、強く当てすぎだってことが良くわかる。軽ーく当てて弾かないとあの美しい音は出ない。
 それを小さな子供にやらせるのはかなり難しいようで、どうしてもあの壊れたシンセサイザーのような音になってしまうらしい。

 1歳のころから「ヴァイオリンがやりたい」と言っていた冴夜ちゃん。3歳ごろから習い始めて、2月に6歳になったばかり。毎日2時間ぐらいは練習してるらしく、健気に打ち込んでいるらしい。去年は、東海地区だったかのコンクールで3位になったらしい。



 好きなことがあって打ち込めるというのは幸せなことだ。プロを目指すとかいうことになるとまた話は違って来るが、この集中力と粘り強さは、他のあらゆるものに影響を与え、相乗効果も発揮してくる。

 彼女は1歳のころから自分を持っていて、意思表示がハッキリしていた。どんな人間になっていくのか、なんとも頼もしい限り。
「又姪(まためい)」とか「大姪(おおめい)」なんてなかなか言えないし、「姪孫(てっそん)」なんて言い方もなおさら無理。他人に話すときにどう言ったらいいのかちょっと困る。

 帰る時になって「メダカが見たい」というのいで、ちょうど来ていた孫も一緒にメダカの入れてある陶器の並ぶ家の裏側へ。狭い通路の後ろからパチリ。


いやにでっかいのが居て驚いていた。


 ところで、ヴァイオリンの弦はどういう配列になってるのか全く知らなかったので、調べてみた。ギターを例に取って比較するのが一番わかりやすいか。

右側の高い方から「ドイツ語で」
1番線:E線(ミの音)「エーせん」、2番線:A線(ラの音)「アーせん」、
3番線:D線(レの音)「デーせん」、4番線:G線(ソの音)「ゲーせん」、
となっているらしい。

 ギターの開放弦6本は低い方から、ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミとなっていて、ヴァイオリンの4本は、ソ・レ・ラ・ミとなっている。ギターの下4弦とは真逆になっている。これは一体どういうことなんだろう? 音響学とか器楽理論とかが関係してくるのだろうが、よく分からない。
「ミ・ラ・レ・ソ」と「ソ・レ・ラ・ミ」配列に何か意味がありそうだ。

 因に、コントラバスは、ギターベースと同じで「ミ・ラ・レ・ソ」。ウクレレはちょっと変わって「ソ・ド・ミ・ラ」となっていて、第2弦のドが一番低い音になっている。

  * ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。





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最終更新日  2022.05.09 08:52:52
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◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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