♪ 颯爽と歩ききたりてつまずきてバッタリ倒れた昨日は過去だ
夕方4時半ごろいつものウォーキングへ。天気も体もコンディションがとてもいいので、ちょっと足を延ばして佐布里池を目指した。様々な花や木が植えてあるところで写真を撮ったりしていたので、時間を喰った。
桜が狂い咲きし、ザボンだかポンカンだかの大きな柑橘類の実が目についた。 佐布里池でちょうど夕日が見られるはずだったが、ちょっとの差で間に合わなかった。
ちょうど山の向こうへ隠れたところだった。この時期は南に位置がずれて陽が沈むので、木の茂った方だったのでその木が邪魔にもなっていた。
このずっと左の方に、陽が沈むというより木々に隠れてしまった。 5時を過ぎたばかりなので日没にはまだ間があるが、堰堤のこの場所が悪かったわけだが、時間的にここが精いっぱいだった。
カラスがあちこちでしきりに鳴いている。つぎつぎと飛来して来る。塒に戻ってきたもののまだ少し時間が早いと思っているのか、電線にたむろしているものもいる。市街地のムクドリは問題になるほどかなりの迷惑だが、この池の周りなら誰にも迷惑は掛からない。
かなりの数のカラスがすでに塒に入っているようで、正面の山の方からもの凄い鳴き声が聞こえてくる。何年も前から夕方になると集まって来るここは、完全にカラスのサンクチュアリになっていている。次から次からやって来る。
日没前のこのひと時は、一日の余韻に浸ったり、あるいは情報交換の大事な時間なのかもしれない。
それにしても自然界の生きものたちは、一体どうやって情報のやり取りをしているのだろう。長い時間・何年もかかって伝わっていくのか、あるいは何か特別なやりとりをしているのか・・。
クジラは低周波で通信しているし、イルカ類もそう。水の中は地上より通信がしやすいでしょう。また、渡りをする蝶などの行動も不思議です。
またいつか調べてみることにしよう。
水鳥たちはこれから寒くなると、種類も増えてもっとたくさんやって来るはず。今はまだ少ない。
秋は暗くなるのが早い。梅の館へ移動して水分補給。広場で何人かが犬を遊ばせている。柴犬やミニ柴に黒柴、シーズにパグなど、近寄って撫でてやったり舐められたりする。そうこうしているうちに、薄暗くなってきた。
☆
慌てて帰路へ。5キロの道を速足で歩く。往路も速足だったし、後半は自覚はしていないもののかなり疲れていたらしい。あと1キロというところで、何と! 転んでしまった。
団地の中の遊歩道から車道へ出るところに押しボタン式の信号がある。いつもはボタンなど押さずに渡るし、先へ行って信号のないところで渡ったりする。
この日はちょうど信号が青になったので、信号を渡ろうとちょっと急いだ。その遊歩道から出る角に何かの出っ張りが有ったらしく、蹴躓いて、両手からアスファルトの歩道にバッタリと。薄暗くて良く見えなかった。
手のひらをしこたま打ち、左ひざも打ったらしい。痛いが無様な格好を見られたくないので直ぐに立ち上がった。数秒の出来事だが、信号で止まっていた車からは丸見えだった。
まさか自分がそんなことになるなんて、ショックだったが、幸い大したこともないと思って歩き出す。しかし、両方の手のひらがジンジンとして痛い。暗くて良く見えないが血が出ているらしい。何処から出ているかもわからないので、とりあえず舌で舐めて血を落とす。犬を撫でまわした手だがそんなことは言ってられない。一カ所じゃないようだ。何度も舐めながら歩く。右手の中指の先からかなり血が出るので、左の手のひらに押し当てて血止めをしながら帰って来た。
帰って明かるところでよく見ると、左膝からもわずかに出血していた。両手で受け身をとった格好で膝にはそれほどのダメージは無いが、とにかく手のひらが痛い。赤くなってやや黒ずんでいるうえに、小さな傷が2つ3つある。右の中指にバンドエイドを貼り、膝に滅菌ガーゼを当ててやり、風呂にも入らず。
考えてみれば、痛い思いをするというのは久しぶりの事。この感覚はずっと忘れていたような気がする。この程度で済んだから言えることだが、痛みを味わったのは良いことだった。
右の中指が使えないのは不便だが、親指ほどの不都合はない。他の指を使う練習になると思えばまあ良いかなと。
| |
* ウクライナ応援の思いを込めて、背景を国旗の色にしています。