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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2022.11.09
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カテゴリ:世相

♪ 知恵の江戸二百六十五年間努力の戦後七十七年


 世の中、ずいぶんキナ臭くなってきた。国連が有名無実になりつつあり、強国が冷戦という埋火に密かに風を入れている。民主主義が機能しなくなりつつあって、新しい体制が求められている。その先陣を行くのが中国。

 世界統一を目論む中国共産党は「中国式現代化」を掲げ、その戦略のための足固めを進めている。共産党が国を支配し、資本主義の良いところを巧妙に取り入れながら、飴と鞭で強権的に人民をコントロールする。
 世界のあらゆる事例を参考にしながら、人海と資源、経済力を使って強かに狡猾に覇権の礎を築いていく。弱小国は懐柔され抱き込まれ、合法的に属国となるしかない方向へと誘導されてゆく。

 「2期10年まで」の任期を撤廃し死ぬまで国家主席の座に座る習近平は、狡猾かつきわめて用心深い。トランプやプーチンのような露骨な行動は極力抑え、一見地道で保守的にも見える姿勢を見せて世界を欺いていく。
「世界に唯一の現代化モデルなど存在しない」と言い、「我が国の現代化とは、人口規模が大きく、全人民の共同富裕(共に豊かになる)を目指し、物質文明と精神文明が調和し、人と自然が調和・共生し、平和的発展を歩むものだ」とする。対外的及び人民に対して国家観を示す。

「戦争や植民地支配、略奪によって発展途上国を不幸に陥れた、他国を犠牲にして自国の利益を図った血なまぐさいかつての現代化の道は歩まない」とまで言い、優等生的立場で巧妙に覇権を進めていく。


 世界から後れを取りつつある日本が今後どう発展していくのか。今の自民党のような軟体動物のような背骨の抜けた小人材ばかりでは中国の思うつぼだ。強かに国際戦略をとれる人物、確としたリーダーシップが取れる指導者が現れないことには太刀打ちできないだろう。

 目先の人気取りのためだけに、鼠のようにキュウキュウと鳴いてオロオロしているような総理ではどうしようもない。莫大な予算を計上して予備費にまで手を出し、将来のことなど全く考えていない。目先、目先で日が暮れて、お先真っ暗。喫水線が上がりゆき、波に揉まれてあおられて、そのまま沈没してゆくか。





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最終更新日  2022.11.09 08:42:17
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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