♪ ドラゴンに襲われている列島が身を反らしおる冬の地上絵
ウォーキングに出るつもりでいた今日は、朝から5~6mの強い北西の風が風が吹いていて、とてもそんなことをしている場合じゃないようだ。日本海側は台風並みの荒れ模様らしい。一時的な冬型の気圧配置で、北海道から太平洋に長く寒冷前線が伸び、発達しながら移動している。まるで竜が身を反らして襲いかかっているようだ。
北海道では低気圧が通過した後、北海道の上空1500メートル付近に、マイナス15℃以下の寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込み。昼過ぎにかけて、オホーツク海側や太平洋側を中心に、台風並みの暴風が吹き荒れ、見通しが全くきかないほどの猛ふぶきとなるおそれ。
東北の日本海側と新潟県では、断続的に雪が降り、吹雪による視界不良で交通機関に影響の出るおそれがある。
しかしこれも一時のことで、季節は確実に春への歩みが本格化。当初、予想されたいた立春の後の寒の戻りはなさそうで、関東以西は10度以上の気温が続くようだ。
9日に限って寒気が入るもののそれが続くことはないようだ。少なくとも、愛知県のここ知多市ではあのくそ寒い日からは完全に開放されるようだ。
雨も降って気温も上がり、湿潤でおだやかな風が大地を撫でていく。そんな空気に包まれて、草木や動物や着ぶくれした人間たちも、ほんわかとこみあげて来る胸のドルチェの高鳴りを聞く。
うきうきとした気持ちが湧き上がって来る、予感と期待の入り混じった2月という月は、金曜日の夜のような、遠足の前の日のようなもの。生きものすべてがこの時を待っている。
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