♪ 十数度となりて景色が色を生す竹林に陽のシャワーがゆれる
昨日はお寺に地代(11,000円)を払いに行く日で、住職が歯科医院で私を見たという話から、役員総代らと〇〇の歯医者がどうだとか△△はこはこうだとか、歯科医院の話が盛り上がって面白い情報交換ができた。
家を出たついでにウォーキングに行くことにしていた。通りへ出たところでジョギングをする人に追い抜かれた。柄物のスパッツの上にランニング用の半パンをはき、上半身も長袖に半袖を重ね着して小さなリュックを背負っている。顔は見なかったが、細い体の後姿はいかにも老人。小幅でゆっくり走るその体勢も、少し左に傾いでいるように見えた。
その内にストップするだろうと思っていたが、全くペースが乱れることもなく少しずつ距離が離れて行く。赤信号に捕まることもなく、写真を撮ったりしていたこともあってどんどん離されていく。歩くスピードはかなり早めのはずなのに・・。幾つぐらいの人なのか、どのくらい走るのか興味が湧いてき、追い付こうと走ってみたがついに見失ってしまった。
1キロぐらいの間のできごと。最近は体調が良いので前向きになっている自分にとって、いい刺激になった。歩くスピードを落とすことなく、いつもより多めの距離を歩くことに。
いい刺激をもらって歩いた距離は11.5㎞で、大した距離じゃない。
16,000歩ほど。ゆっくり歩けば歩数はもっと増えるはず。
翌日に投票日を迎える知事選。歩いていると立候補者の掲示板が目に入る。家の近くのものには一人、写真が貼ってないのがある。愛知県全体の掲示板に貼るのは経費も手間も掛かるので容易じゃないだろからなぁと思って見ていた。
同じ市内でも場所によって貼ってない写真が違う。候補者によってポスターの分配の仕方が違うのだろう。
選挙にはカネがかかる。ましてや知事選ともなれば、金のない無名の人が立候補するのは至難の業だ。
都道府県知事選挙の供託金は300万円。有効投票総数の10分の1を取らなければ没収されてしまう。
今年は、全国統一地方選挙がある。前半は道府県議、政令市議選(3月31日(金)告示、4月9日(日)投票)、後半は一般市区議選(告示 4月16日(日)~投票4月23日(日))、
町村議選(告示4月18日(火)~投票4月23日(日))。
人口減で立候補者のなり手がいない地方の市町村。昨年11月1日時点の現職議員を選出した市区町村議選(補選を除く)で、立候補者が定数以下となり無投票だったと回答したのは271市町村。18年調査(230市町村)の1.2倍に増えている。金や人手不足以前であるこの問題は深刻だ。
ともあれ、金が無くてもやり方次第で選挙に立候補できるようにと、サポートしている民間の組織がある。新人初出馬の立候補をサポートしてくれる。
「選挙に出る方法、議員になる方法などの準備や費用の手引き【選挙立候補.com】」京都府城陽市にある「株式会社プットアップ・スタイル」が運営している。(営利事業なので無償でサポートしてくれるわけではない)
【選挙立候補.com】
常滑市など、古狸が因習と旧弊にしがみついて何ら改革もしようとせず、新人議員や女性議員を助けるどころか妨害してふんぞり返っている。国政と同じ老害が地方にも蔓延していて、若い革新の芽をつぶして利権をほしいままにしている。
それを打ち破るためにも、若い新しい血を注入しなければならない。
今回の愛知県知事選は、現職がなんの脅威を感じることなくあっさりと当選するのでしょう。結果が想像できてしまうので、どうしても投票率は低くなる。私は今の知事をあまり評価していない。かといって、これはという候補者も見当たらない。しかたなく白票となってしまった。情けない思いで一杯だ。
10年ぐらいに若返った気がしている。ここ数年やっていない30キロほどのロングウォークを、春になったらやってみようと思っている。
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