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2023.03.29
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カテゴリ:素晴らしいこと

♪ キズを舐めて治したあの日体内に取り込んでいた何十万個


 家庭のごみの3分の1以上を占めていると言われる生ゴミ(生 ごみ35.3%、故紙19.3%、紙・木クズ17.6%)。キエーロがせっせと生ごみを分解してくれ、ほとんど生ごみはゴミに出す必要がなくなった。
 キエーロに入れるために、ある程度の大きさにカットしてやる必要があるが、その手間が嫌だといっていてはエコなんかできない。



 生ごみは、大体2日に一回ぐらいのペースでキエーロに投入している。高齢者2人だけの生活では、どこでもそんなものでしょう。


100均の1.1ℓの容器。野菜くず、コーヒーの豆かす、削り節など・・

 ちょうど6回分の投入スペースが取れるので、上から順番に場所を変えて埋め込んでいく。



 前回、⑤に入れたのが9日。掘ってみるとゴミの姿はきれいさっぱり無くなっている。微生物の力というのは凄いと思う。目には見えない小さな生物の働きで、役目を終えたものが分解され、新陳代謝が行われているわけだ。




⑤番目

  今回はスタートしてから2巡目で、⑤の位置の番。穴を掘って生ごみを入れ、スコップで突きながら土とよく混ぜてやる。水分が足りなければ廃油を垂らして、補ってやる。油でもなんでもOK。硬くて分解しにくいものは茹でてやる必要がある。手間だと思えば、そこは無理しないで捨てればいい。

 ちなみに、2巡目となる今回のデータはこうなっている。
 ①15日、②18日、③21日、④22日、⑤27日。間が、3日目、2日目、翌日、5日目とばらつきがある。外食の日があったり、料理のメニューによっても違って来る。

 もう次の分が溜まっていて、先ほど投入してきた。2日分の生ゴミだが、下の方は花を生けた時に取った葉っぱなど。大して入っていないので、直ぐに分解されてしまうだろう。


⑥の位置は、12日に入れたところ。当然、もう何にも残っていない。

 夏季は2、3日保管している間に臭くなるので、出来るだけ早く処理する必要がある。気温が高い夏は分解も早いので、6カ所あれば毎日入れたとしても十分にローテーションできる。



 周りの植物も伸びて、て良い雰囲気になる・・予定。それらに溶け込んであまり目立たなくなるだろう。


 多くの自治体で “生ごみ=可燃物” として扱っている。しかし、生ごみは多くの水分を含んでいて、 “水を燃やしているのに等しい” とも言える。多くのエネルギーを消費するので、かなり無駄なことをしている。家庭ごみを減らすことが重要なのは分かっているが、そのための理解があまり進んでいない。

 土の中に遍く棲んでいる消化酵素。タンパク質分解酵素、炭水化物分解酵素、脂肪分解酵素、アルコール分解酵素、繊維分解菌などが、生ごみを喜んで食べてくれる。それを利用しない手はない。
 専用の機器を使い電気を使って撹拌するとか、専用の酵素を使って分解させるたり、コンポストで堆肥化するものなど、さまざまなものが市販されている。みんなお金がかかるものばかり。


DOJINDOより
 この「キエーロ」は容器と土さえ準備できれば、あとは何もいらない。溜まったら穴を掘って土に埋めるだけ。他に何もする必要がない。
 地球上で日々絶え間なく繰り返されている循環のメカニズム。その微生物の驚くべき生体に助けられ、共存共栄しているわれら。それを身近に感じることが出来て、ペットと同じように愛おしくも思えて来る。

 目に見えない力で、地上のすべての生物が生かされている。人間もその例外ではないという事。

「微生物」のその生活様式は、光合成によって必要な生体物質を自前で合成できる独立栄養生物から、環境中の有機物を摂取する、または他の微生物を捕食して必要な栄養を補う従属栄養生物まで様々である。大型動物と寄生や共生の関係にあるもの、また微生物間での寄生や共生も知られる。

 それらは我々の目に触れないところで行われるため、詳細は未だ判明しない部分も多い。しかし全体としてこれらの微生物の活動は我々の目に見える規模の変化をもたらすこともある。例えば食物を放置しておくと、カビや細菌類の活動により食物は変質する。この変化は腐敗または発酵と呼ばれるが、これは微生物によって食物中の有機物が分解、代謝されることで起きる。

 ただし、そこに出現する微生物の種は多様で、各微生物の代謝活動の総和が巨視的なレベルで我々の目に見えている。これらの微生物は一般に分解者と呼ばれ、有機物を無機物から合成する生産者と対比される。
Wikipediaより






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最終更新日  2023.03.29 08:36:51
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◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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