♪ フレイルやサルコペニアの横文字が素敵なことばに聞こえて困る
先日、兄弟三人で飲んだ時、当然の流れで病院にかかった履歴を披歴しあうことに。兄貴は毎日9粒の薬を飲んでいるという。血圧が昔から高い傾向があって降圧剤を飲んでいるし、心房細動があるとかで血液をサラサラにする薬も飲む。その他にも飲んでいるらしいが、何だか忘れた。
弟も降圧剤を飲んでいる。私は多少高い(150mmHgぐらい)が、降圧剤なんか飲まない。測るたびに変化する血圧に一喜一憂するなんて馬鹿馬鹿しい。
130mmHg以上は高血圧などというのは全く根拠のない数値で、医者と製薬会社が結託して政府をだまし、金儲けのために設定したもの。臨床医師会では「150~160mmHg」まで引き上げるべきだと声明を出しているが、そんな声は無視されているのが現状だ。
「医者の言う事はすべて正しく、国がやることに間違いがない」と、固く信じて疑わない高齢者が如何に多いか。先生に質問もせず、100%言いなりになっている。
例えば認知症。その原因の一つは、降圧剤で血圧を下げ過ぎたせいだという。血管は年齢と共に古くなって血流が悪くなる。なのに血圧を下げてしまっては脳に血が回らなくなってしまう。
「年齢プラス90までは問題ないので、降圧剤は飲まない方がいい」という、フランスの循環器の医師の論文もあるとか。私でいえば74+90ということで、164までは問題ないという事。それにしたって個人差があるのでアバウトで考えればいいことだ。
血糖値の高い原因は食べ過ぎなのに、血糖値を下げる薬を処方する。血糖値を急に下げると腹が減る、それでまた食べてしまう。胃を3分の2取っている私は、急激に血糖値が下がることがあって、無性に何かを食べたくなる。その経験があるので血糖値と食欲の関係性はよくわかる。
医者は、従来の薬の3倍も早く血糖値を下げてくれると言って、新薬を勧めたりする。まったくの逆効果で、薬を飲み続ける限り一生糖尿病が治らない。薬を処方する前に、運動と食事制限をするべきだなの。
肥満者の蓄積されている内臓脂肪からは、炎症性物質が多量に分泌される。これに反応した免疫細胞が過剰に活性化し、炎症が慢性化してしまう。結果として動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病や癌、認知症のリスクを増大させる。
「炎症」とは、体を守る重要な免疫防御反応で、細菌やウィルスなど外部から侵入する異物を攻撃したり、傷ついた細胞を修復する機能。「慢性炎症」は老化のカギといわれ、抑制されている人ほど長生きする。
百寿者の大きな特徴は、「糖尿病」が圧倒的に少なく「動脈硬化」も少ないこと。中年期に肥満や過食が少ないことと関係しているようだ。伝統的な米を主食にした「一汁三菜」を基本にした食生活を続けてきた結果だ。現代人はそれにオリーブオイルや果物を摂れば十分のようだ。
大豆たんぱくを摂って、軽い筋トレをし、よく眠り、腹八分目、そして薬は飲まない。こんな生活をしている私は、長生きする条件を満たしているらしい。どうしましょう。あと10年くらいのつもりでいるのに。
|