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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2023.05.28
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カテゴリ:作品展

♪ 自裁あり八十路の絵あり自適あり人なき里に青きびわの実


 市内の超ベテラン画家の “米寿を記念して絵画人生を一巡する” という展覧会を観に行ってきた。


グラフィックデザインをしていたこともあって、DM製作はお手の物。

 自宅に保管されていた作品に新作を加え、20号作品をメインに80余点。3つのテーマに分けての展示。新作展ではないので目新しさはないものの、遠方の作品展にはなかなか行けない地元の友人知人にとては有難い。久しぶりに先生にお会いできるというので、大勢の人が観に来ていた。
 


 88歳になられてもシャキッと姿勢がいいし顔艶もよく、お元気そうだった。久し振りにお会いし、耳がちょっと遠いけれども独特のしゃべり方が心地よかった。話の中で「私もトレーニングルームに通っていたんですよ」と言われるので驚いた。
 5年ほど前に、週1~2回を3年間続けたそうだ。よほど体力が落ちたことを身に染みて感じていたのでしょう。自転車をこぐとかの軽い運動だったらしいが、3年は続けないと効果が出ないといわれたらしい。

 


 奥さんが対応してくれるので助かるというものの、さすがに5日間の期間中、毎日会場に詰めて訪問客に対応するのは疲れることでしょう。
 これだけ広い会場を埋めるのにはエネルギーがいる。準備から搬入までの間も大変だが、展示にも体力がいるし終われば搬出も待っている。



 息子の武君(現代美術の企画・販売などをやっている)が手伝ってくれるのだろう。ずっと補佐役で行動を共にしていたので、阿吽の呼吸でことが進んでいくのだろう。


来客が途切れると椅子に座って・・。

 2015年6月15日松坂屋美術画廊での個展に行き、2018年11月12日に法海寺の曼荼羅を描いたものがこの民族博物館で展示され、同19日に名古屋であった弟子の女性画家たちとのジョイント展にも顔を出している。80過ぎても現役で、今でも毎日絵を描いているというからすごいと思う。



 2年半の歳月をかけて製作された、新たな胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅。この制作をしている前か後かにトレーニングルームに通っていたようだ。この精緻な曼荼羅は凄いと思ったし、その集中力と体力には年齢からするとかなりの負担だったに違いない。





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最終更新日  2023.05.28 10:30:35
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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