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2023.06.20
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カテゴリ:病院関係のこと

♪ 風聞に良し悪しのあり病院を選ぶことから治療は始まる


 大分前から目やにが出ていて、市販の点眼薬を買って差していた。1日に数回差すようにと書いてあるものの、1回しかやらないのでなかなか治らない。
 最近は、朝起きると目やにで目がかすんでよく見えなかったり、染みるような感じもするようになった。それで一度診てもらおうと眼科に行くことにした。

 以前掛かっていたところは、医院を大きくし養護施設まで併営するようになっている。そうなる前から、最新の機械をたくさん入れてやたらにその機械を使いたがるようになった。診察も不信感を持たれるようなものも多く聞かれるようになっている。



 「双樹会」という大規模な会社組織にする目論見の中で、収益を上げることに必死だったようだ。それまでは話をよく聞いて、説明もしっかりしてくれるいい先生だったが、新しい立派なクリニックになってからあまり評判が良くない。残念でならない。


 それで今回は、知人が口をそろえて “良いよ” という「新舞子眼科医院」に行ってみることにした。



 電話で予約と思い掛けてみると、今からでもいいですよと言うので、おっとり刀で駆け付けた。古くて狭いと聞いていた通り、全体がこじんまりしている。施設も古く、昔気質のクリニックという感じ。オフィシャルの HP もないのをみても、集客や何かを誇示するような気はまったくないようだ。

 設備のいい今までの眼科とはずいぶん違うので戸惑うものの、対応は丁寧でいかにも庶民的。悪い感じはしない。
 物理的にも情緒的にも距離が近い感じ。施設ばかりが立派で、印象や対応が冷たく感じるクリニックもあるので、そうじゃないところが評価の良い理由だろう。
 
 呼ばれて予診に。過去の病歴を確認され、網膜剥離の両眼の手術をした時期と内容が不明確で、やり取りに時間がかかった。なにせもう20年近く前のことですべてが曖昧。こっちも年寄りとあれば、先方も仕方がないという感じのやりとりで・・。

 眼圧や眼の屈折力の検査。視力検査も古くて狭く、中待合と仕切りも何もない。今使っている眼鏡で十分見えているので視力も落ちてはいないと言われた。
 部屋は、診察室がカーテンで仕切られているだけの一つ部屋だ。雑然とした、如何にも昭和を思わせる雰囲気。大丈夫かいな?と思いたくなるが、それは新しい施設に慣れてしまっているバイアスのせいだ。

 カーテンの中に入っての診察は、網膜剥離の話に始まり、手術の後遺症での白内障、眼内レンズが入っていることなどの確認などする。先ずはフリーの状態で、眼内に強いライトを当てて覗く。それから機器に顎を乗せての検査。断層写真も撮らず、他の機器による検査もない。短時間であっさりと終了。

 こちらが「ドライアイのような感じでしょうか」と言った通りの診断で、今後の注意とか指導などまったく無く、余分なことは何も言わない。目やにが出ているのは炎症を起こしているからだというものの、ドライアイのせいだとは言われなかった。「パソコンな毎日どれぐらいやりますか?」ときかれ、「多い時で5時間ぐらいは」と答えるものの、それ以上の言及はなし。炎症を抑えるものとドライアイのための点眼薬2種を処方されて終了。
 

初診料合わせて2200円

 1、ジクアスLX点眼液3% 5ml 
        角膜の保護や治療に用いる薬。ドライアイの治療薬。
 2、アズレン点眼液0.02%「ニットー」5ml


2本で約2週間分
  ・1は、1回1滴を点眼。点眼後は眼を閉じ、1~5分軽く目頭を押さえる。
  ・2は、1回1~2滴を点眼。点眼後1~2分眼を閉じておくこと。
  ・二種類を併用する場合は、5分間以上の間隔をあけること。


 余計な検査はしない。細かい注意や指導をして患者を不安にさせない。対応が穏やかで優しい。スタッフも親切で配慮が行き届いている。地域住民に信頼されていた昭和の町医者の良さが、随所に感じられる。そんなところが評判のいい理由なのだろう。


 知多眼科は、加齢黄斑変性とか緑内障とかを口にし、患者を不安にさせる傾向がある。緑内障など、どの患者もその怖れがあると言われ、早めの治療を勧められて投薬される。別の医者に行くとそんなことはないといわれる。そんなやり方に対してかなりの不信感を持たれている。

 大きくて新しいことによって威信と信用を誇示し、最新の機械を導入することで箔をつけて目くらます。患者に治療以外のことで安心感を与え、印象操作でイメージアップする経営ノウハウ。大企業ほど平気で悪事をするのと同じ構図がここにもある。





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最終更新日  2023.06.20 10:15:43
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◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
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