♪ もの言わぬ止むことのなき生きものに満ち足りており地獄の前夜
染色場に鼠が出入りし石鹸を齧り、ハゼの実を食べたりしていることが分かって以来、その対処をしてもう大丈夫かと思っていた。
カミさんが裏の通路を通った時に、その部屋の網戸の角に穴が開いているのを発見。安物の網戸で、張ってある網も質の悪いものなので、簡単に喰い破ることが出来たのだろう。
まさかの網戸破り。張り替えるまでもないものなので、応急処置として裏表からカットしたクリアファイルを縫い付けた。
部屋の中からは網戸の下部が見えない。
出るために開けた穴なのか、入るために開けたのか?
穴に気づいた時、“おやー、石鹸が下に落ち、周りに齧ったらしい細かい石鹸が散らばっているぞー”。齧られないように、ネットに入れて水道の蛇口にぶら下げたあったのだ。
どうやって石鹸に取りつき、どうやって蛇口から外したのか。ステンの壁はよじ登れないはずだし、流しの底からジャンプしたとしか思えない。ジャンプしてぶら下がったら、ヒモが抜けて落ちたのだろうか。あの小ネズミがそんなにジャンプ力があるとは思えないが・・。
あの小さなかわいい顔をした小ネズミと共存できればいいんだが、そういうわけにもいかないのがちょっと残念。アランが居るにもかかわらず、こうして出入りしているのを思うといじらしくもなってくる。
さすが梅雨時だ。十分な水分が与えられ、気温も湿度も高いので植物が良く育つ。
褐斑病になったバタフライピーだが、順調に育っている。そろそろ摘芯の時期かな。
ゴーヤは摘芯したので枝を増やし、こちらも順調に伸びている。
雨上がりの朝のアスファルトはひんやりして気持ちがいい。しかし、真夏になれば驚異の灼熱地獄になる。照り返しと輻射熱、そして蓄熱。夜になっても熱いままだ。
今は天国。梅雨が明ければ地獄と化する。
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