♪ 二度と来ないその一瞬を待っている蜘蛛をしり目に白雲がゆく
今週は西に逸れる台風の影響で全国的な猛暑になる予報が出ている。40℃を超えるところも出てきそうだ。
台風が発達しながら北上すると、周辺にある太平洋高気圧も強まるためらしい。
台風は強い上昇気流、高気圧は下降気流。台風の中心付近の上昇気流が、もう上昇できない所まで上がると、今度は周辺に下降気流となって降りてくる。周辺には太平洋高気圧があるため、空気が下降してくると、吸収合体する形になるためらしい。
台風が高気圧を育てるということ。台風が発達すればするほど、高気圧を強めることになる。
海水温の高い上を速度10㎞/hと自転車なみの速度で移動し、25、26日は非常に強い台風になる。
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梅雨も明けて、山へ行きたくてうずうずしている人は多いでしょう。私も今度の土日あたりに行こうと思っているが、この暑さ。いつも思うのは、車で山から戻って来る時の気温の変化にうんざりする。まさに「下界へ下りてきた」という感じ。
涼しかったところから徐々に気温が上がっていき、ついには猛暑の中に突っ込んでいく。あの何とも言えない悲しみ。
暑さを強調するために山へ行っていたような、真夏の非退避パラドックス。
それにしても富士山の人気がすごいようで、海外からも大挙押し寄せてくる。私は2度も上っているし、もうそんな高い山へは登る気はない。
7月1日に山開き。登山客の急増により山小屋の予約ができない事態に。そのため、
一気に山頂まで登る「弾丸登山」が増え、体調不良を訴える人が続出。
コロナ自粛の反動で過去最高の人出になるかも。写真(朝日新聞2019年)
「山高かきが故に尊からず」
NHKが放送していることもあって、低山もすごい人なのだろう。伊吹山も今がベストシーズンとあってものすごい人が予想される。想像しただけでもうんざりする。電車とバスでノンビリと行くのが良いと思っても、平日だとバスの便が少ない。これまた混雑が予想される。不自由ったらありゃしない。
調べたら、先日来の雨で登山道の一部が土砂による崩落被害があり、登山道は利用できないとのこと。どうしようっかなあ??
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