♪ 気温までけじめを消して新旧の年の境をあいまいにする
暖かい年末年始を有難がるのは高齢者であって、若者や壮年たちは、正月気分が出なくて不如意な心持ちなんじゃないでしょうか。
2024年の春まで続くエルニーニョで、インド洋熱帯域の海面水温が西部で高く、東部で低い状態が1月頃まで続く予想。このため、今冬はインド洋東部からフィリピン近海の対流活動が平年より不活発になり、中国内陸部での偏西風が平年よりも南を通りやすくなる。
それで、日本付近では偏西風が平年より北を通る予想のため、南からの暖気が入りやすくなり、寒気が南下しにくくなるらしい。そのため、日本付近では冬型の気圧配置が平年より長続きしない傾向になると予想されている。
予想気圧配置
30日に前線が通過する。(tenki.jp)
今週は寒波が襲来し、北日本や北陸だけでなく中国山地沿いでも積雪が急増し、大雪となり、スキー場はなんとかオープンにこぎつけたところも多かったようです。しかし、まだまだ少ない状況は続いている。
岐阜や長野では雪はあるものの、全体的には不足のスキー場ばかり。
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私がスキーをやっていた20~30歳までの間、正月はスキー場で迎えるのが常だった。そのころでも、暮れにドカ雪が降って何とか間に合うというような状況で、45年ほど前からすでに暖冬傾向は顕著で、以降はスキーができない年も有ったり・・。
近い将来、スキーなんて全くできなくなる可能性どころか、必至、必定のことでしょう。
今年は、せっかく積もった雪も増えるどころか減ってしまう恐れもあって、正月スキーを楽しみにしている人には残念なシーズンになるかも知れない。
25日(月)以降、気温は次第に上がる見込みだが、27日(水)頃は一時的に冬型の気圧配置となって北日本に限って、強い寒気が流れ込み風雪が強まり荒れた天気となるおそれ。
年末年始期間は、西日本~北日本にかけて平年よりもかなり高く、関東~九州では最高気温が15℃前後となる日が多い予想。
東京では年明けに20℃くらいとなる日もある見込みで、まるで桜が満開の頃の陽気となりそうだって・・!
予報には幅があり、今後予想が大きく変わるかもしれずどうなるか分からない。念のために年越し前後の天気は随時ご確認を。
ガーベラが咲く年の暮れ。
ストーブも要らないほどの暖かさ。知多市の年明けは、暮れからずっと曇りらしく、気温はポカポカ春の陽気となる予想。灯油代が滅茶高いので大いに助かる。朝の1時間ほど、台所で1台使うだけだが、国民年金生活者にはこういうものの積み重なりが家計に響く。
新年のキーンと冷え締まった朝を迎え、改まった新年を厳粛に迎えるなんて心持ちにはなれそうにない。
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