♪ 百二十四時間絶えて助けられぬ能登の昭和の偉人九十代<
石川県珠洲市の倒壊した家屋から、90代の女性が救出された。地震発生から124時間経過した、一般的に被災後の3日を過ぎると生存率が著しく低下すると言われている日数を2倍も経過した6日夜のこと。
女性は発見時に脈があり、会話もできる状態で、点滴を施すうちに血圧も上がってきたという。なんという生命力。
今後、この女性の様々な生理的・医学的データが精査され、人の身体の新たな発見がもたらされるかもしれない。そして、人類史上、歴史的な名前として後世に語り継がれることになるかも。
♪ 令和より平成、昭和を思いみる氷棚のごとき昭和の貌は
♪ 快晴の記憶少なき成人式この日ばかりの振袖の群れ
♪ 寒風の吹くなか集う新成人マイクに地震を語る声あり
♪ 成人の祝祭の日は八日となり吾が誕生日はただの日となる
♪ やわやわと陽射しの窓辺もこもこと黄色はじかせカランコエ咲く
♪ 蛇口から酒が出てくる夢を見ぬ上方正月十五日まで
♪ 猫年とよんで飾りし玄関のねこはご機嫌笑いっぱなし
|