♪ 我が家だけ揺れない不思議たまさかのパワースポット天心のツボ
今回の「令和6年能登半島地震」で、ちょっと不思議なことが有った。当日の地震の時我が家ではほとんど揺れず、震度1にも満たないほどだった。その後、周りの人に訊くと皆さん “大きく揺れて怖かった” というようなことを言っていたのが、とても信じられなかった。
改めて当時の震度を調べると、知多半島は1部(半田市東洋町、美浜町河和)で震度4があったものの、ほとんどが震度3を示している。
当然「知多市」も震度3だったわけで、それなら身体に感じないわけがない。フックに掛けてあった歩数計がわずかに揺れただけで、それを見て地震をようやく確認したに過ぎない。
震度1でも感じる敏感な私が感じなかったのだから、キツネにつままれたような気分。
この家の周りは地盤が複雑で、軟弱な部分の隣は硬い岩盤になっていたりする。造成工事の時も不思議に思っていたぐらいで、我が家の立っている場所の地盤はかなり頑丈な地盤なのかもしれない。
知多市ハザードマップ「液状化危険度」
(理論上最大想定モデル)
市役所は海を埋め立てた地であり、当然「高いエリア」となっている。
我が家は元海岸のすぐ近くに位置していて、海に侵食されずに済んだ堅牢な岩盤なのだろうか。何故かパップでは「計算対象層なし」となっている。地質調査では斑に軟弱な部分があるものの、全体的には液状化はしないとの査定のようだ。
築90年の古家だ。屋根も重いし、まともな地震が来ればひとたまりもない。南海トラフ地震の想定震度は、知多市全域で震度6強(一部は震度7)となっているが津波はまったく想定されていない。
高潮防潮堤が云々という以前に、伊勢湾では沿岸部に影響はあるものの内陸部には及ばないとの想定になっている。楽観バイアスが掛かっているんじゃないかと疑いたくなる。
知多市ハザードマップ「津波予想」
湾の奥の名古屋市南部は運河や河川があるので避けようがない。案の定、内閣府の想定では5mの津波が来るとなっている。
内閣府による伊勢湾の津波予想(拡大します)
液状化も津波も大丈夫ならそんな良いことはないが、この齢まで大した災難にも遭わずに無事来られたが、一生に一度も災難に遭わないで済むとも思えない。とにかく、いつ起きてもおかしくないと言われている南海トラフ地震だ。
心の準備と避難用のグッズをまじめに準備しておいた方が良さそうだ。
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