♪ 前線の地上に生れ北上の時早まるを桜(はな)哀しむや
もうじき春だという暖かい日が続くこの時期になって、敷布団が新しい分厚いものになった。もともとお客用と予備兼用のものとして買ってあったもの。かなり分厚く10cmほどあって、ふかふかで暖かく気持ちがいい。まるで殿様気分。
老い先を考えれば、せっかくあるのに使わないのはもったいないということになり、思い出したように使いだしたというわけ。
今朝は、7時ごろになってアランが潜り込んできた。その前は布団の上に乗ってきたが中には入らなかったのに、今朝は少し寒かったらしい。確かめてみると、確かに6時過ぎに2.9℃と冷えたようだ。寒がりの猫の行動を見ていると、気温の変化がよく分かる。
我が生息地、(東経136°、 北緯 34°)の 日の出が、6:44 なので、まさに日の出直前が一番寒い。因に、日没は、17:37 となっている。
我が家は中電のガスセットに加入していて、「カテエネ」使用料金と詳しい使用状況がネットで観られるようになっている。暖かかったからか、今月分は両方で1万円かかっていない。
老人二人所帯の一戸建て、同程度の人と比べてどうかというのがあって、100世帯中、電気が14位、ガスが12位となっている。
出来るだけ無駄は無くすようにしているが、特別我慢している感じはない。国民年金生活なので優雅な生活はできないものの、自然に近い方がいいと思っているので、こんな程度で済んでいるのだろう。
中古住宅とは言っても4LDKの、関西間なので普通よりも広い。リビングは10畳もあるが、エアコンは余程暑い時にしか点けないし、夜は止めてしまう。冬は炬燵だけで十分。キッチンで朝だけ石油ストーブを焚くものの、部屋の温度が14℃ぐらいになると消してしまう。
夏でも冬でも、一日中エアコンを点けていなければならないという人も多いようだが、気の毒でならない。よほど住環境が良くないのだろう。
クーラがそもそも嫌いだし、暖房もあまり好きじゃない。寒けりゃ下着を重ね着すればかなり暖かいし、裏起毛の厚いズボンを穿けば、炬燵のスイッチを時どき切るくらい暖かい。
薄着でウォーキングをしているお陰で風邪も引かないし、夏はしっかり汗をかくので体温調整もできている。しかし今後、夏の気温がもっと上がって期間も長くなるとなれば、クーラー代は増えていくだろう。
年を取ってウォーキングも出来なくなり、家に籠るような状況になると話も変わってくる。いろんな経費が膨らんでいくのだろう。
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