♪ はからずもビオトープなるわが狭庭に舞妓アカネの翅を休めおり
庭に珍しいトンボがいるのを発見。全長が3㎝ほどしかない小さな赤とんぼ。初めて見るものだ。
小さいので写真が安物のスマホではうまく撮れない。
調べてみると、どうも「マイコアカネ」のようだ。
「腹長17.0~25.0mm、後翅長20.0~28.0mm。胸部側面に短い黒条が点在する。成熟オスの顔面は青白く、メスの顔面は緑白色をした小型のアカトンボ。近似種(ヒメアカネ、マユタテアカネ)とは、本種の胸部側面の黒条が特異なので区別できる。」とある。
顔が化粧しているようで、「舞妓」を連想させることからこの名が付いたとか。
北海道生物図鑑
「北海道、本州、四国、九州に広く分布しているが、産地は局地的。
平地~丘陵地の、雑木林に囲まれた水生植物の豊富な池沼、湿地に生息。水深の浅い植生豊かな環境を好む。成虫は7月~11月上旬に見られる。近年各地で減少している。」
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しかし、なぜ我が家の庭にこんな稀少なトンボがいるのか? 湿地帯などないし浅い水辺のようなものもない。田んぼも近くには無い。
あると言えばメダカを飼っている鉢が3つ並んだものと、1つだけのがあることぐらい。
そういえば、かなり前のことだがイトトンボがいたり、ヤゴがいくつか生息していたことがあった。その頃とは環境が一変している。
他にも水辺に生えるタイプの植物が有るにはあるが・・
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パーゴラの中にあるメダカの鉢には、しきりにアシナガバチが水を飲みに来る。巣作りの最中で、パーゴラの木の繊維を齧って集めているが姿をよくみられた。お隣さんの庭の木のどこかに巣を作っているようだ。
一応、用心のためにそのことはお隣さんに伝えてある。
トカゲやヤモリもいるし、アオスジアゲハもやって来るが、何故か今年はクスノキに産卵しない。それもどうしてなのかよく分からない。
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