♪ 団塊は昭和の滲みをひけらかす郷愁というは病かもしれぬ
今日は十五夜。中秋の名月。月の満ち欠けをもとに、1か月の日付を決める太陽太陰暦(旧暦)の8月15日の夜に当ります。
旧暦では1年を3か月毎に分けて、1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月~9月を秋、10月〜12月を冬としていて、秋の真ん中にあたる8月15日を中秋とし、その日に見える月を中秋の名月として愛でるようになったんですね。
中国から伝わって、日本では平安時代(794ー1192)から始まったという「お月見」。貴族たちは、月を眺めながら和歌を詠む「観月の宴」を開いたり、池に月を映して、風景とともに楽しんだという。
万葉集は629-759の131年間の歌か収められています。平安時代はその文化を引き継いでいるわけですね。自然に包まれて生活していた時代。自然しかない無いわけですから、自然を愛で、いかに楽しむかが重要だったのでしょうね。
短歌は1000年経っても未だに受け継がれていますが、お月見となるとほとんど絶えてしまっている。歌詠みとしては一首詠んでおかねばと思う。今晩は、赤ワインでも飲みながら月を愛でると致しましょう。
中秋の名月と満月は必ずしも一致しない。
「満月」は、月、地球、太陽の位置関係で決まるため、新月から満月までの日数は変動して13.9〜15.6日かかる。それで旧暦15日とは合わないことも多くなるんだね。
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現代人は、自然から遠く離れたところで電気・電子機器などの人工物に囲まれて暮らしている。
月を眺めることが1年に何回あるだろうか。1度も見る機会がなかった人も多いんじゃないかな。
昨日、2時半ごろになってふと思いついて、ハゼ釣りに行ってみた。家を出て車を運転している間に、そういえば連休中で “たくさんの子どもたちがハゼ釣りしているんじゃないか” 、とその姿が目に浮かんできた。
松江市大橋川での親子ハゼ釣り大会(2021年10月9日)
子どもは釣りが好きだ。ゲームで遊ぶのとは違って、自然と触れ合いながら見えない魚とのやり取りが面白いのだろう。
しかし、中潮の上げ潮も半分以上過ぎて帰える人が多く、子どもの姿はなかった。上げ始めて少し経った13時頃に行くべきだった。
釣果も思わしくなく、20㎝ほどのセイゴとハゼ10匹ほど。まあ釣り過ぎて困るよりはいいかなと。
ブログを確認すると、昨年も同じ時期(9月16日)に行っていて、大潮だったので午後4時ごろから釣って満潮時に帰ったようだ。2時間で30匹も釣っている。
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