♪ 有明の 月照る野辺は鬼どもがこそりこそこそ身を隠しゆく
なんだあれ!? 変な夢を見て、目が覚めても夢か現かわからない。
自分と言うものがまるで無いかのような変り振りの新総裁。総理総裁になった途端に株価が下がり、早々の支持率も50%前後とかなり低い結果に。無表情で「政権発足時として高くないことは真摯に受け止めねばならない」と述べていた。
ここへきて派閥の裏金の扱いについて、前言を掌返し。突然の変節に、国民の口はあんぐりしたまま閉じることができない。まるで人形浄瑠璃の木偶人形。
世論に振り回されているというより、マスコミ報道に振り回されている感じ。黒子に操られる人形浄瑠璃を見せられているような錯覚に陥って、現実感がまるで無い。
もう何が起こっても驚かない。これは夢なんだ、現実じゃないんだ。
コロコロ変わるだろう政策方針は信用も出来ない。議会も行政も指揮官を信用できない。そこをつけ込んで財界がこぞってゴリ押ししてくるかもしれないし、交換条件をきびしくしてきたりするのだろう。
眉毛を上げ下げ、口をパクパク。太竿三味線が通奏低音のように鳴って、さあ道行はどうなってゆく・・・。
「悪所狂いの身の果ては、かくなり行くと定まりし。釈迦の教へもあることか、見たし憂き身の因果経。」
「天網恢恢疎にして漏らさず」
「この世の名残り、夜も名残り。死に行く身をたとふればあだしが原の道の霜。一足づつに消えて行く夢の夢こそ哀れなれ。」
|
|
|