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歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2024.10.11
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♪ 過去となり遠ざかりゆくものすべてうつつの滓となりて美し



 夕べ、深夜の2時半ごろか、ウギャギャ~!という猫の声が2階の隣の部屋で。ビックリして飛び起きた。
 アランがよその外猫に追いかけられて、家の中に逃げ込んだのを追いかけて来たらしい。

 電気をつける間もなくカミさんがベッドから降りた音に気付き、その瞬間にササーッと逃げて行った。逃げ足の速いこと。姿を見ることも出来なかった。アランはそこに居たが、すぐにあとを追うように階下へ。
 私はもう収まったので下へは行かなかったが、カミさんは下へ降りてアランの無事を確認し、何やら声を掛けていた。


 その後のアランは、別にオドオドしているわけでもなく普段と変わらない様子。いつものようにカミさんのベッドで寝て、朝方餌を欲しがっていたようだ。

 私が起床して餌をやった後、2階のPCの部屋から外を歩いているのを見かけている。喧嘩というより、じゃれ合ったのがちょっと度を越したというようなものなのかもしれない。
 以前から体に爪痕を残して帰って来ることもあるが、噛みつき合って深い傷を負うというようなことにはなっていない。

 かなり前、顔に傷を負ってそれが化膿し大変だったこともあるが、その時のような狂暴なやつじゃないようだ。


 今頃になると猫は発情期を迎える。そうなるとオス同士の喧嘩が始まる。自分の子孫を残すための本能だ。しかし、オス猫は自分だけで発情することはなく、メスの発情に呼応するように発情するという。
 この辺りにメス猫はおらず、その心配はなさそうだ。

 もちろん去勢手術がしてあるが、それでも本能は抑えられない部分があるようで大喧嘩をすることがある。どうも今回の喧嘩らしきものは、発情したわけでもなく、オスの猫特有の縄張り争いが原因だろう。

 お互いに同じようなタイプで、アランも同じようなことを先方にして困らせているかもしれない。
 PCの前の私の膝の上に乗って来たが、すぐにどこかへ行ってしまった。どうやらまた外へ出て行ったらしい。

 親子代々家の中で育った猫は外に出るのを嫌がるらしい。
 我が家で飼ってきた5匹はすべて外猫の子を保護したもので、外へ出たくてしょうがない。トイレだって外でしたがるので、雨の日などは家の中でウロウロしている。

 アランは以前の猫砂が嫌いであまり利用しなかったが、木の粉を原料にしたものに替えたらよくするようになった。それでもやっぱり外が良いらしい。

 アランは今年9月で、保護してからまる5年になる。人間でいうと36歳前後だ。









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最終更新日  2024.10.16 05:59:15
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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