与論島のダイビングサービス　ダイブハーモニクス

関係ない写真です。
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看護師のおねえさんが顔の上に覆いかぶさろうとも、心身ともに硬直しないだけの徳は積んでおるつもりでございます。

が、「ぇぇ？、ぁあ？、あれぇ？、うぅん？」といった医師による疑問符のついたつぶやきを耳元で聞かされると、否応なく力んでしまうのはしかたのないことでしょう。

私メ、たいそうな福耳の持ち主なのですが、いっこうに福をもたらす気配がないのは耳たぶにできたしこりのせいに違いないと確信し、皮下腫瘍除去手術なるものを那覇にて受けてまいりました。

サクッと切って、クリッと引っこ抜いて、チャッと縫うだけで終わると見聞しておりました。

3分で終わると思っていたのが結局15分。

「おわりました～縫いますね～」

やれやれ終わったかと安堵しましたが、耳元ではチャッというよりはジャリッという縫う音が聞こえます。

聞こえます・・・まだ聞こえます・・・麻酔の効きが薄いところもつついてきます。

この辺からたいそう不安になりました。ジャリッジャリッジャリッ・・・

ようやく終わり、「どのくらい縫ったのでしょうか？」と恐る恐る聞いてみると・・・

「いち、にぃ、さん・・・10針ですねぇ、ちょっと複雑で裏表切りましたぁ」

と、私メよりたいそう若いお医者さんが明るくおっしゃっておりました。

これで福をもたらしてくれるでしょうか？とりあえずチャンピオンズカップに期待します。