さて　ちょっと寄り道しましたが 先日　観てきました映画・・・


ゴールデンスランバー


の針寸的感想文　書いてみたいと思います

(原作小説は今日現在読んでおりません)


※いつも以上に　ダラダラ文章が続きますのでおヒマな時に
　お読みください


そもそも ゴールデンスランバー　というタイトルだけでも

ビートルズファンの１人としてまず興味を惹かれる訳ですが

そのこと＋(わき役といえども)我らが竹内結子さん出演という

こともあって「これは是非モノ」と思い今年初めてスクリーン

で観る映画としました


映画館に着くまでの数分間　カーステに合わせ

わんすとぅ　うざうえい　つぅ　げば　ほ～んわっ
わんすとぅ　うざうえい　つぅ　げば　ほ～～ん
すりぃぴり　だは～りん　どぅのっくらい
あなうい　　しん　が　ららばいぃ～♪

ごぉ～～でん　すらぁんば　ずひよらい
すま～～ぃ　ざうぇ～～ゆうぇ～よぉらい
すりぃ～ぷり　だは～りん　どぅのっくらぃ
あなうい　　しん　が　ららばいぃ～～♪

と　ひらがなで口づさみながらの道中でした

この曲が劇中 どの様な使い方をされるのかも

気になるところでした


前もって公式ＨＰで予告編を観たところ

「お前　オズワルドにされるぞ」

って言うセリフから　かなり昔に観た米映画

ダラスの熱い日(1973) - goo 映画 が頭に浮かびました

ケネディ大統領暗殺事件を扱った映画で　オズワルドと

いう人物が本人の知らない間に　見えざる組織に暗殺犯

に仕立てられて行くというストーリーでした


それに類似した展開か？という思いで観始めたこの作品

そういう先入観もあってか純粋にサスペンスものを期待

してました

が・・・

イイ意味で裏切ってくれました　面白い！

ミステリーとかサスペンスというのではない感じでした

主人公らが口ずさむ　ゴールデンスランバーの歌詞

Once there was a way to get back homeward
Once there was a way to get back home♪

ン～十年前　バッハやショパン　滝廉太郎の肖像画の

飾ってあった中学の音楽室のステレオで家から持ってきた

アビーロードやレット・イット・ビーのＬＰを　昼休みや

放課後に大音量でクラスの皆んなと　聴いていたことを

スクリーン観ながら頭の中で　想い出したり・・・


映画のストーリーとは関係ないところで感慨に浸ってた


今　こうしてこの記事を書いている最中もパソコンで

わんすとぅ　うざうえい♪　と口ずさんでるｗ


と・・・映画自体の感想はどうなん？？

ン～～　とにかく観てください！　面白いです！

個人的には「アバ●ー」や「おと●と」「オーシャ●ズ」

よりはずっとイイかと思います(↑の3本は観てないけどｗｗ)　　


で・・・ここからはネタバレ含むのでコレから映画観る方は
　　　　
　　　　▼～▲間のスペースはスルーして下さい

▼

この映画は配役が絶妙だと思いました

旧友からの何年か振りの「釣り」の誘いを真に受けてホイホイ出て来て
エライ目に遭わされるヒトの良さそうな「青柳」に　堺 雅人
予告編にあった「おまえ　オズワルドにされるぞ」と無責任な言葉を
残して爆死しちゃう男に　吉岡秀隆　大学のサークルの後輩に劇団ひとり
そして　元カノで今は1児の母となっている我らが竹内結子
青柳を「首相暗殺犯」として執拗に追う刑事に岩崎弥太郎 香川照之
学生時代のバイト先の花火師にベンガル　「裏稼業」の入院患者に柄本 明
そして通り魔キルオに濱田 岳　それに宅配便の先輩ドライバーに渋川清彦　
無言で只々ショットガンを撃ちまくる刑事 永島敏行・・・
相武紗季タンはちょっともったいない使われ方かなｗ　貫地谷しほりが
「アイドル」という設定も？？ですが。。。

で　忘れちゃならないのが青柳の親父「痴漢は死ね！」の伊東四朗

観終わった後だから言えるのですが各人が　適材適所　彼ら以外は思い
つかないんじゃないかと思うぐらいのキャスティングの妙です
「ネタバレ」してると言いながらまだその辺書いていませんが・・・

色んな伏線が微妙に絡み合ってて　これは「小説」としてももちろん一級品
なんだなぁと思いました

バイト先の花火師と「裏の仕事」のマンホール　あんな形で繋がるとは

映画の最初の方で　竹内結子夫婦が娘とデパートの
売り場を歩いてて　一瞬　娘がそばから居なくなって「迷子か？？」って
思わせたシーン　父親役の大森南朋が結構あわててるのに竹内結子は
そう大して　慌ててなかった　その直前にエレベーターで変な男が居たし
大丈夫かなぁ～って　その後もあのエレベーターの
男は何だったんだろ？あれだけ？？と思いつつ観ていたら
何と！ラストにあんなことに・・・

若干　何で？？っていうツッコミどころもありました
「あのカローラは　バッテリー変えただけじゃ走らんやろ！」とかｗ

とにかく「よぉ～～でけた話やなぁあ～～」

って言うのがこの映画の感想のまとめです

ビートルズファンとしてはiPodじゃなくラジオからでもビートルズの
わんすとぅ　うざうえい　つぅ　げば　ほ～んわっ♪が聴きたかったな
▲

もちろん　映画を観終わった後

ビートルズの「ゴールデンスランバー」をクルマの中で

リピートしながらドライブして帰ったのは言うまでもありません

１曲だけ繰り返し聴いてて　あらためて気付いたんですが　この曲

短かかったのねェ～～　(1分32秒)


「そこの奥さ～ん　パチンコするのも程ほどにね」

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