最果ての世界

なんだか、すごく久し振りに日記を書きました（苦笑）
ちゃんと毎日で書きたいんですが、忙しいさに負け気味です。
小説も更新したいんですが、今の所では日記で精一杯です。
でも、なんとか自分のペースで頑張って行こうと思ってます。

それで、少し時間が取れたので。というか、小旅行をしたので。
移動中に、ちまちま本を読みました。小旅行と言っても、遠い所に行ったので。
久し振りに車ではなく、新幹線を利用しました。いつも車なんです。
行きは『のぞみ』で行ったので、そのまま乗っていただけなんですが。
それでも、４時間くらい乗ってました。少し眠かったですね（笑）
帰りが、乗り換え２回で５時間くらいですね。『こだま』、『のぞみ』、『ひかり』。
全部を制覇してしまったので、ビックリしてます（笑）
『ひかりレールスター』は、少しローカルなネタですが。
それも久し振りに乗りました。アタシの地域で走ってる新幹線です。

で、その時に暇だったので。『パイロットフィッシュ』を読みました。
なんだか、すごく心に響くというか。染み込むような物語でした。
『人は、一度巡りあった人と二度と別れることは出来ない。』
確かにそうだなって、思う部分もあったんですよね。
記憶、それを持つことの出来る生き物だから。人は記憶と共に生きるものだから。
例え、別れてしまっても。それは、本当の別れではないのかも知れません。
たくさんの恋をして、たくさんの別れをして。その時間は、長かったり短かったり。
人生の中で、北国の夏のような出会いの時間かも知れません。
それでも、人はその記憶を持っているんです。失くしたりしないものです。
心の中に湖があって、そこに確かに存在をしています。その、短くて長い記憶が。
人は、その記憶に少なからず影響を受けて生きていて。まるで、記憶の集合体のようなもの。
どんなに小さなことでも、自分のしたことは必ずいつか自分に返って来ると思います。
小さな善意でも、小さな悪意でも。自分から他人へ流れ込み、いつかはカタチを変えて戻って来る。
例えば、細い道で見知らぬ誰かに『どうぞ』と先を勧める小さな善意。
それでも、譲って貰った人は嬉しく思います。自分も誰かにそうしてあげたいと思います。
そして、その人に善意を受けた人もまたそう感じると思うんです。
人から人へ、その行為に伴う気持ちが伝わって。なくならないそれは、また自分へと返って来る。
そういうものだと、アタシは思っています。このお話も、そんな物語ではないかと思うんです。
記憶と記憶、それらが織り成す人間という大きな集合体を少し解ったような気がしました。
『人は、一度巡りあった人とは別れることは出来ない。』
人は、記憶の集合たいだから。その記憶は、決してなくなったりしないものだから。
深い深い自分の湖に沈んでいて、何かの拍子に表面近くに浮かんで来て。
それでも、まるで月を写すように手には掴むことは出来ない。
例えそうだとしても、その不確かな記憶は。確実にそこに存在している。
そして、それは自分というものに少しでも確実に影響している。
だから、きっと、人は決して別れることの出来ない生き物なのだと思います。

少し話題を変えて、アタシの近況を報告しておきます（苦笑）
仕事柄、忙しいと前に書きましたが。思った通り忙しく毎日を送っています。
クリスマスを超えれば、一旦は落ち着きます。でも、年明けに引っ越しをするので。
また忙しくなってしまいます。引っ越し先も、なんとか決まりました。
あとは荷造りとか、手続きとか、そういうのが残っています。
落ち着くまでは、ちまちまと日記を更新しながら生活して行こうと思っています。
時間の余裕があるようなら、アタシの世界を物語にして行きたいですね。
ほとんど最近は更新していないので、早く書きたい気持ちでうずうずしてます（苦笑）
良ければ、またいつでも遊びに来て頂けると嬉しいです。
感想などは、掲示板にでも書き込みをして下さると幸せです。
自分の世界は、本当に自己満足のようなものですが。それでも、何かを感じてくれてると思うと嬉しいです。

久し振りに書くと、すごく長くなってしまいました（笑）
また、読んだ物語の感想やアタシの近況報告などで日記を書きに来ます★