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テーマ:本日の1冊(3691)
カテゴリ:読書の話。
るり子と萌、全く違う正反対で対照的なふたりの女性。
アタシは、どちらでもあり、どちらでもないと思います。 それは、アタシがアタシであるからで。『るり子』でも『萌』でもないから。 このふたりは、腐れ縁といえるような古い幼馴染。 きっと、もしかしたら、アタシの周りにもいるのかも知れません。 『るり子』も『萌』も。でも、アタシはそうなんだと思うくらいです。 こう言ってしまうと、自己中心的かも知れませんが。 アタシは、アタシが好きだと言えます。自分が大切だと。 だからこそ、誰かを模倣する生き方はしたくないんですよね。 誰もが、何かの受け皿になっているんだと思います。 そのカタチというものは、みんなそれぞれで様々です。 恋も愛も幸せも、誰もがカタチを成しています。 だから、他の人がそうでも。アタシは、そうだと思わないんです。 アタシには、アタシのカタチがあるのだから。それに素直に生きて行く。 誰になんと言われても、自分に素直に生きているのがアタシです。 『るり子』のカタチもあれば、『萌』のカタチもある。 そして、アタシのカタチも。読んでいるアナタのカタチも。 見るものが同じでも、見る人が違えば、それは違うものです。 恋に必死に生きる人生もあれば、仕事に必死に生きる人生もある。 女であることが不利だと思う人もいれば、女であることが生き甲斐だと思う人もいる。 アタシは、アタシであることが生き甲斐です。アタシで、良かったと思います。 たくさんの喜びと、たくさんの悲しみを送って来たと思います。 それが女だからとか、恋に生きたからとか思えないんです。 アタシが、そう選択したからだと思います。 他人には理解できなくても、アタシに理解できればそれで良いんです。 アタシは、素直に思いました。アタシは、アタシだから。 『るり子』にもなれないし、『萌』にもなれません。 それが、悲しいとも嬉しいとも思いません。なりたいと、思わないから。 アタシはアタシ、きっとアタシだけのカタチがある。 誰になんと言われても、アタシはアタシに素直に生きて行きます。 なんだか、感想じゃないですね(苦笑)それでも、良い物語だと思いました。 最後は、きちんとそれぞれの幸せのカタチが見付かったのだから。 アタシはそう思いました。きっと、すごく楽しいんだろうなと。 みなさんも、見付かると良いですね。きっと、必ず見付かります。 誰かとは違う自分だけの幸せのカタチ、どこかで待ってくれているから。 それは、曖昧で確実に。この世界のどこかに、存在しているのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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