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子ダヌキ観察日記

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2006年05月05日
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先ほど、tsuamiさんの、
ブログを読んでいて思い出しました。

先日行った、磐梯山の温泉、語り部の宿観山で、語り部のおばあさんが話してくれた民話に、

菖蒲湯の話というのがあったのです。

『孝行娘が、親を看取って一人になった後、夜な夜な笑い声が聞こえるようになる。

 となりのおばさんが、こんな村はずれの家に、毎晩来客とはおかしなことだと、

 ある晩、障子に穴を開けて、覗いてみた。

 そしたら、えらく男前の若い衆であったので、

 ますますあやしいと、穴を大きくして、首突っ込んで覗いてみた。

 すると、なんと、男の裾から、ヘビのしっぽがのぞいているではないか!!

 翌朝、おばさんは、早速娘のところへ行って、

 “あれは、夜な夜な女性のうちへ通うという、巷でうわさのヘビに違いない。
  
  ヘビ退治には、鉛が効くので、刺してやりなさい。”

 娘は、教えてもらってよかった、えらい目に遭うところだったと、その晩、

 いつものようにやってきたヘビに、

  “襟元がほつれているから、繕ってやる。”

 といって、襟に、針を刺した。

 男は、何事も無かったかのようにかえって行き、娘は後を付けた。

 するとやはり、男は山の奥深くの洞窟へ帰っていった。

 これはえらいことになったと、娘が洞窟の前に腰掛けていると、中から声が聞こえてきた。

 “大変なことになった。娘に、鉛を打たれた。
  
  もうすぐ、俺は死んでしまう。
  
  でも、心配は要らない。
  
  娘のお腹に、山ほど俺の子供を仕込んできた。”

 娘は、青ざめたが、その、母親ヘビらしき声が聞こえてきた。

 “それなら、ヘビの子は山ほど生まれるに違いない。
  
端午の節句に、菖蒲湯に浸かられるようなことが無ければの話だがね。”

 娘は、大慌てで村は帰り、畑中の菖蒲を刈り取って、

 端午の節句に菖蒲湯に入ったところ、

 股から、死んだヘビの子がわらわらと浮かんできた。

 それから、ヘビの子を宿していないか、確かめるために菖蒲湯に入る習慣が出来た。』



・・と、いう話。

そんな説も、あるそうです。





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最終更新日  2006年05月05日 20時27分00秒
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