お見舞い
雨の日曜日、父タヌキは早朝から、千葉までパッコンに出かけました。その為、ポン太と母タヌキは、二人でしーちゃんのお見舞いに行きました。いつもは、仕事帰りに母タヌキ一人で寄ってくるのですが、土曜日にポン太の写真を持って行ったら、あまり具合が良くなかったので、もう一度、ポン太と様子を見に行ったのでした。偶然お休みだったR次くんにも声をかけ、現地集合。残念ながらしーちゃんは眠っていて、ポン太の顔を見ることが出来ず、30分位、ベッドの横に座っていたのですが、ぽん太に眠っている手に握手をさせて、ポン太と私は帰ることに。付き添いのご主人に挨拶して帰ろうとすると、階段の所で、ぽん太が立ち止まりました。どうしたの?と聞くと、小さな声で、『帰りたくないの。もう少し、ココに居たいな~。』別に、おもちゃや本を持っていたわけでも、誰かと遊んでいたわけでもなく、じ~っと座っていただけなのに。『なんか、もう少し、ココに居たいな~~。』しばらく、そうして考えていましたが、『また来ればいいか。帰る事にする。』と、一人で納得したらしく、歩き始めました。そんな事を、今まで言ったことがなかったので、私は少し驚いていました。帰りの車の中で、また独り言のように、『ボクね~~。しーちゃん大好きなんだよ~~。 だから、もう少し居ようかな~と思って。』と、言っていました。ポン太の気持ちが、しーちゃんに届けばいいと、心から思いました・・・。