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カテゴリ:読書
職場に映画好きの人がいて、私も映画好きなので昼休みにちょくちょく
雑談してるんですけど、その彼が 「岡田将生の『ゴールドボーイ』ってタイトルの映画、中国の小説が原作らしいよ。」 と教えてくれました。彼は私が中国語を勉強している事も知っています。 それを聞いてすぐネット検索したらその映画は中国の《坏小孩》という小説を原作に して制作されているらしいです。中国でもドラマ化され大ヒットしたらしい。 というわけで、ポチっていた《坏小孩》が届き、昨日(5月3日)の朝から読み始めて 今日(5月4日)夕方に読み終わりました。 《繁花》は1冊読むのに1ヶ月半かかったのに、これはほぼ2日。 つくづく私は「お子様脳」だなと思います。 どっしりとした「ザ・文学作品」よりやっぱりこの《坏小孩》のようなスリルたっぷりの エンターテイメント小説の方が好きなんですよね。 《坏小孩》は全部で370ページですが、1ページの字数が少ないため本来なら1日で 読み終われると思います。それなのに2日もかかってしまったのは ストーリーがあまりにもスリルたっぷりで 読みながらドキドキしすぎて呼吸が苦しくなり、 途中10回くらい休憩をとったからです(笑) もともと物語の中に過度に入り込んでしまう性質なのですがこの《坏小孩》はキツかった! 苦しすぎて途中で読むのやめようと思ったくらいです(←?) 「ううっ。。。もうダメ。。。(;一_一)」と思ったら読むのをやめておやつを食べたり 洗濯したり外出して買い物に出たり映画を見に行ったりして気を落ち着かせました。 で、落ち着いたらまた読書再開という具合に。 というわけで、この小説、文句なしに面白いです。 まず冒頭でいきなり殺人事件が起きます。 これがもろに火曜サスペンス2時間ドラマ風で最初から面白そうな雰囲気♪ 両親が離婚して母親と二人暮らしをしている少年・朱朝阳の家に幼馴染の丁浩と 彼が妹のように可愛がっている女の子・夏月普の二人が孤児院から逃げ出して きたことから物語が進んでいきます。 読み始めは「真面目な優等生の朱朝阳が孤児の二人に感化されて闇落ちしていく話?」と なんとなく考えていましたが、そんな単純な話ではなかったみたい。 何を書いてもネタバレになりそうなので中身については書けません。ごめんなさい<(_ _)> 雰囲気的には東野圭吾風味です。とにかく面白い。面白い。 昭和なおばさんの私は森村誠一の「魔少年」を思い出しました。 これは日本語訳も出ているみたいです(邦題「悪童たち」) 私、中国語の小説は絶対中国語で読むと決めていますが、この小説は日本語で読んでも かなり面白いのではないかと思いました。東野圭吾の小説を中国語で読んでもその面白さが 損なわれないのと同じように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.05 01:56:25
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