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カテゴリ:ドラマ・映画(中国)
というわけで、一つ前の記事で《坏小孩》を読んでいる途中、あまりにもスリル満点すぎて
呼吸困難になり、読むのをやめて見に行った映画が「無名」です。 セリフが広東語だったら見ない~と思っていましたが、予告編をちらっと見てみたら北京語 みたいだったので見に行きました。ちなみに映画の内容は事前にほぼ知らない状態で。 うちの地域にはなかなか中国語の映画なんて来ないので珍しいです。 上映されていた映画館はかなりの小規模で、結構渋い映画を中心に上映しているのですが、 この映画館にしては珍しく若い女の子のお客さんが多かったです。 パンフレットを買って知ったのですが、トニー・レオンとダブル主役で王一博 が出ているらしい。それでギャルっぽい女の子がたくさん見に来てるのね、と納得。 で、内容はというと「ちょっと日本人には難しいかな?」という感じ。 始まってから10分くらいで「あの女の子達、ストーリー分かるかな? 『意味わかんない!』って怒ったりしていないかな?」と心配で ソワソワしてしまいました(;^_^A。 この映画、中国ドラマ映画あるあるの「国民党VS共産党スパイ戦」の知識の下地がないと たぶん意味不明。映画では何の説明もないですから。 それから日中戦争以降の日本史の知識も必要? 極悪非道の日本軍が出てくる…←それで大規模シアターでの上映はなかったのね、と納得。 耐えられなくなったのか70代後半と思しき女性が途中で退出。 私の隣の席の女性は「全然分からない~(泣)。」と結構大きな声で何度もつぶやいていました。 普通映画を見る時はしゃべったりしないんでしょうけど、 隣の女性、よっぽどショックだったんでしょうね。 などと、周囲で色々あってなかなか映画に集中できませんでしたが、 自分にとってはやはり「あるある」なスパイ映画でしたね~。 《潜伏》や《悬崖》その他でもう飽きてるっつーの。 セリフは半分弱が上海語(今大陸で流行ってる?)でした。 驚いたのはトニー・レオンが吹替えじゃなかったことです。 トニー・レオン自身が北京語をしゃべっていました。今までほぼ吹替だったのに。 あと黄磊も出ていました。老けたね~。 一番最後にびっくりしたのは最後のクレジットに王传君の名前があったこと。 「え~!!王传君?!どこに出てたの?」と思い、必死で思い出しましたが どの役だったか思い当たらず、家に帰ってからネットで調べました。 というわけで、この映画で印象に残ったのは 1 トニー・レオンの生(なま)北京語 2 最後のクレジットの王传君 の2点です!(笑) 女の子たちの目当ての王一博はさすがにカッコ良かったです。 一番最後は見せ場なんでしょうけど、中国のスパイドラマを観尽くした私にとっては 「あ~、はいはい。」という感じ。もう擦れまくったおばさんですね。 「映画を見た後に王一博のファンになってしまうかも」と思って5枚セットのカード も買ったんですけど(写真右上)そこまでハマらなかった。。。 とりあえず、久々にスクリーンで中国映画が見れて、それだけでも良かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.06 06:33:13
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