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カテゴリ:読書
《骄阳似我(上)》は2013年に出版された顾漫さんの小説。
私は2018年に読みました。 読み終わった時に「(上)とあるからいつかは(下)が出るのかな?」と思いましたが その時点で出版から5年経過していたし、(上)もハッピーエンドっぽく終わっているので 「このまま(下)が出なくてもこれはこれでいいかな?」と思っていました。 しかし、先月ネット巡回をしていたらなんと今年3月に《骄阳似我(下)》が出版 されていたのを発見!一瞬でポチしました! なんと(上)が出版されてから10年経っていますよ。すごいね。 そして届いたのが昨日。 付録もいっぱい(^-^)ミニポスター、カード2枚、ミニカード1枚 そしてお手紙1通。 このお手紙がすごい! 《骄阳似我(上)》で林屿森が曦光に送った手紙のレプリカよ! 封筒には消印も押してある。本格的~! 林屿森さん、かなりの達筆ですわ。最後のサインがカッコいい(*´▽`*) というわけで、昨日帰宅したらポストに届いていたのですが、早く読みたすぎて 昨日、夜12時までかけて100ページほど読み、今朝早めに出勤して始業までの 30分間読み、昼休み8分でご飯を食べて50分間読み、家に帰って夜10時まで かかって読み終わりました。約5時間くらいかかっていますね。たぶん。 内容としては(上)で恋人同士になった林屿森と曦光のその後の物語です。 曦光はお金持ちの一人娘。 自分の親が50%の株を所有している会社にコネ入社して普通の社員として働いています。 林屿森は曦光の上司です。 が、彼はもともと外科医で自動車事故に遭い手を負傷してしまい手術ができなくなり 医者を辞めて彼の一族が50%の株を所有している会社(曦光のいる会社ね)に副社長として 配属されました。 これが(上)から続く状況ね。 まあ、つまりお金持ち出身同志の恋愛ってことで物語の進展はゆったりほのぼの(*´▽`*) また、二人のラブラブ場面も顾漫さんらしく全くベタベタしていなくてユーモア たっぷり。顾漫さんの文章大好きなのよね~♡ (下)では林屿森が医学の世界に戻る決心をし、会社の経営を曦光に託すことに します。曦光は会社経営に興味を持ち、経営者としての修業を始め・・・ と、お仕事の場面もあるにはありますが、大部分は主人公二人のあまあま場面です。 二人、同じ会社にいますからね、その気になればいつでも会えますしね。 この物語、顾漫さんの文章で綴られているからこそ読んでいて面白いのですが、 ストーリーとしてはそこまで起伏が感じられない普通のお話だと思います。 なので、ドラマ化はかなり難しいかな。 ドラマ制作者が小説中の顾漫さんの「行間」を読み取れなかったらクソつまらない 恋愛ドラマになりそう。 曦光と彼女の元カレの庄序の場面はそこだけシリアスでした。 曦光のきっぱりとした態度が快かった。 というわけで、《骄阳似我(下)》読み終わったわけですが、再度言いますが ストーリーとしては結構ふつうの恋愛小説なのですが、顾漫さんの文章が秀逸! 短い文章で要点を掴んでいる感じ。 作者紹介で あだ名はカメ。 なぜなら遅筆だから。 そして、ストーリー及び登場人物に対しての要求がとても厳しく 全ての文章、全ての言葉に何度も斟酌を加え修正せずにはいられないから。 注意深く事を進めるから。 なので、「カメの歩み」なのです。 (はるさめ訳です。超適当(;^_^A) とあったのでちょっと納得。 顾漫さんの作品中の言葉はすべて彼女が選び抜いた言葉なのね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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