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カテゴリ:読書
先週、10年ぶりに下巻が出版された《骄阳似我》を読みました。
とりあえず結末ははっきりしたものの、上巻を読んだのが数年前なので 上巻の詳細を覚えていなくてまたまた上巻を読み直した( ̄▽ ̄) と、ここまでは以前のブログでも書いています。 そしたら、上巻の庄序の言動の意味などが下巻で判明するなど、 下巻を読んだことによって上巻がさらに面白く感じるようになってしまい、 今週はどこへ行くにも《骄阳似我》の上巻または下巻を持ち歩いて、 ヒマさえあれば適当なページを開いては読み耽っています。 同僚のランチの誘いは断って、コンビニおにぎりを2個食べて、 後は昼休みが終わるまでひたすら《骄阳似我》上巻または下巻を読んでいます。 この《骄阳似我》は顧漫さんの小説の中では比較的普通っぽいのかなと 個人的には思いますが、主人公が二人ともまっすぐに相手に意思表示を するんですよね。 ヒロイン曦光は資産家の令嬢。そして美人。 人に引け目を感じることなく真っすぐに育っているのでその行動力は 友人たちを驚かせます。 同級生の庄序を好きになって即座に猛アタック!! しかし彼は実は幼馴染の容容と付き合っていたと知ると(悲しい気持ちを隠して) 「あっ、そうだったんだ。ごめんごめん!」と彼から離れます。 めそめそ彼に縋り付いたりは決してしない。それが曦光。 そして後に曦光の心を射止める林屿森はこれまた資産家一族の御曹司。 彼女が実はまだ庄序への想いを断ち切れないでいるのを知っていて、 真正面から曦光に告白、曦光が自分を好きになってくれるまで待つよ! と失恋で実は傷ついていた曦光をやさしく包み込みます。 まあまあこういう感じなのですが、庄序と林屿森の二人の男性の対比が良いです。 北風の庄序と太陽の林屿森。 曦光と庄序は同級生だけど、林屿森は彼女たちより6歳年上。 6歳も年下の曦光に一目ぼれし、失恋で傷ついた彼女を優しく包み込み、 彼女に振り向いてもらえるのを焦らず待つ林屿森が良いです(^-^) 下巻の終盤で林屿森を「選んだ」曦光に庄序が激しく詰め寄る場面は、 かなり夢中になりました。 (実は庄序は曦光を好きだったらしい。原作をよ~く読み込まないと分からないけど) 「彼(林屿森)に出会って、真っすぐな目でに私に『好きだ』と言ってくれた時、 彼を『選んだ』んじゃなく、私はこれから彼と人生を歩んでいくと決めたの。」 適当に訳しちゃったけど曦光のこのセリフが良いです(^-^) 庄序はもっと早く曦光に気持ちを伝えるべきでしたね。 と、こういうふうに毎日毎日《骄阳似我》漬けの私。久々にハマった(;^_^A できるビジネスマン、そして医師、そしてやさしい、そしてお金持ち、そして高身長、 そしてハンサム。いくら小説中とはいえこんな都合のいい登場人物がいていいのだろうか? と、冷静になったら思いますけどね。とりあえず空想の世界に浸りたいです。 昼休みに読んでいて「はぁ~面白い。みんなもぜひ読んで!」と思わず言ってしまったけど 職場に中国語分かる人いないのよね~。《骄阳似我》を読んだ日本人の人、どなたか感想を 語り合いたいです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.23 22:37:55
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