どうしてつらく感じてしまうのだろう
元夫からメールが来ました。養育費が遅れたことの謝罪と、会社を辞めたこと。昨日付けで養育費を振り込んだこと。そして、今後まだ仕事が見つかってないから、多少養育費が遅れるかもしれないこと。その他、いろいろ…。正直、憎いと思っていた。私がこんな目にあうのは、元夫のせいだって、思うことも少なくなかった。でも…「会えなくても、かるたの声だけでも聞かせて欲しい」とメールに書いてあって。私は、なんだか無性につらくなってしまった。会わせたくないとか、そういうことじゃなくて。経済的、社会的弱者に私はなっているけれども、だからといって、哀れさを感じはしない。でも、元夫は…なんというのか、悲哀を感じてしまうのは私だけなんだろうか。なんだか、こっちが痛々しく感じてしまうくらいで。私はビンボーで、毎日やること多くて、仕事して育児して家事してってやっていて、凹むことはあっても寂しさなど感じない生活で。だが、元夫は、違うのだろう。彼は寂しいのだろう。かるたは、彼にも(当然だが)なついていたし一緒に遊んでいたし、かるたもきっと父親が好きだったに違いない。だが、今、かるたは父親の存在を忘れて過ごしている。かるたは彼のことを、知らない。多分、そういう状況もわかるから、彼には余計切羽詰った寂しさみたいなものがあるのかもしれない。…写真だけでも、とりあえずは送ってやろうかななんて仏心が出てきている。私もいつ会えるかなんて、まだ確定できるほど仕事が閑散期に入っているわけじゃないから。でも、会ってみたりしたら、実際こう、メールで書いてることと、やってることの落差が大きすぎて、結局ムカついて帰ってきたりしそうなので、まだまだ信用はならねーが。