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カテゴリ:当院でのオリジナル治療法
当クリニックでは、今月から必要な患者さんに、
イエローカードを渡す事にしました。 今ブームの、ワールドカップの影響では ありませんが、前々からどうしたら病気の事、 検査結果をもっと患者さんに、認識してもらえるかと 考えていたのです。 ほとんどの患者さんが、病気の事や検査結果を 口頭で説明するだけでは、はっきり認識 してないみたいです。 最近の事なのですが、患者さんのOさんが 「風邪気味でしんどい」と訴えて、診察に来られたので 「血液検査をやりましょう」と勧めて血液検査 をやりました。 そして数日後、血液検査結果が出たので 結果を聞きに来られたのです。 そのとき、検査結果では炎症反応の値も少し 高かったのですが、それは風邪の症状もあったので 気にもとめなかったのですが、それ以外に血糖値が 高かったので「来月も必ず採血しましょうね」と 説明したのですが、認識しておらず採血に 来られなかったのです。 しばらくしてから家族の方から「入院しました」と 連絡があったのです。 それでよくよく話を聞いてみると、「血糖値が異常に高くて入院」 になったそうです。 それを聞いて患者さんは、口頭で説明するだけでは 認識しておらず、 説明を聞いた時は「はい、わかりました」 と言いますが後、忘れてしまうのだと思います。 患者さんが、認識して忘れない良い方法はないかと 考えていたところ「イエローカード」が、 頭に浮かんだのです。 それで早速、患者さんに 「次はこの検査の予約しましょうね」 を書いて渡してみたところ 患者さんの方から「先生いつ検査したらいいですか」 と聞いてきたのです。 これは、良い成果だなあ~と思い これからも、渡していこうと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2006 01:07:25 PM
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