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カテゴリ:子ども・教育
子どもたちの宿題も、 ほぼメドが立ち、 めでたく 海へレッツゴー となりました。 街に暮らす私たちの家族は、 今まで、海と言えば、 1年に1度、 ‘近くの海水浴場へ泳ぎに行く’ というのが定番でした。 しかし、 今年の海は違います。 なんと、 バーベキュー・パーティー でした。 海辺に住む友人のご招待で、 子どもたちにとっては初めての バーベキューパーティー となったのです。 happyも、 海辺でのバーベキューなら、 今までに何回か経験がありますが、 今回のバーベキューが 今までのと違うところは、 ‘海辺に住む友人’のご招待 であったことです。 この友人は、 現在は漁業は行っていませんが、 漁業権を持っており、 一般の方では禁止されている 貝の潮干狩りや、 アワビやサザエを 潜って採ることが出来るのです。 一般の海水浴では行くことができない浜辺で、 ご家族が採ってくれたアワビやサザエを 炭火で焼きながら、 自然の恵みを 満喫させて頂きました。 子どもたちは、 ウニの黄色い部分 (名前があるんでしょうが、知らないもので・・・) を頂いて、 「おいし~~」 と大はしゃぎでした。 友人たちは、 「ウニの味がわかるとは、グルメやな~~」 と、これまた、 大笑いしていました。 友人の話では、 この町に住む人たちは、 昔から、海で暮らしを立ててきた。 学校にはプールはなく、 体育の授業は、 この浜での海水浴だった。 学校から帰ると、 すぐに海に遊びに行き、 夏休みは、 毎日朝から晩まで海で遊んでいた。 潜るのが少しうまくなると、 アワビやサザエをたくさん採った。 採ったアワビやサザエを 近所の料理屋さんへ持って行くと、 おじさんが結構高く買ってくれたので、 いい小遣い稼ぎになった。 ・・・・ などなど、 海での暮らしについて、 少しばかり話してくれました。 私は、 この友人の話を聞きながら、 震災で、 津波を受けられた人たちのことが 思い浮かべられました。 震災当初、 大津波のショッキングな映像が 世界に配信され、 ‘もう、東北はダメになるかもしれない・・・’ そんな思いを抱いたのは、 私一人では無いと思います。 しかし、 海で暮らす友人の話を聞いて、 「いや、津波を受けられた人たちも、きっともとの生活に戻るに違いない」 と思うようになったのです。 都会で暮らす、 海から離れたところで暮らす 私たちからすると、 「津波であれだけの被害を受けたのだから、 もう、津波の来ないような 高台とか、 別の街に引っ越すとか、 海から離れたところで 生活した方がいいんじゃないか・・・」 などと、 余計な考えを抱いてしまうけれど、 「また同じ所へ住みたい・・」 という被災者の気持ちは、 先祖代々、海で暮らしてきた人たちからしてみれば、 当たり前のことなのかもしれない・・・ そう思えるようになったのです。 本当に、 日本の海は豊かです。 海は宝です。 私たちは、 もう一度、 ‘母なる海’ の原点を、 思い出す時が来たのではないか・・・ と、考えさせられました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 3, 2011 06:12:18 AM
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