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カテゴリ:政治・選挙
「三国志」(吉川英治版)の第一巻では、 黄巾賊(こうきんぞく)の台頭が描かれています。 (黄巾賊は、物語では賊軍という設定です。) 【中古】文庫 三国志(一) 吉川英治歴史時代文庫33【画】 平和な時代に生きていると、 なぜ賊軍が台頭するのか? という疑問は自然なことでしょう。 根本は、 ‘官軍が乱れているから’ ですが、 それにしても賊軍は どうやって勢力を拡大しているのでしょうか? それは、利益誘導です。 自分達(賊軍)に従えば、 食料と身(家族も)の安全が保証される。 従わなければ、 虐殺される。 しかし、 賊軍に従うということは、 従わない者を虐殺する立場に回るということ。 殺(や)るか殺(や)られるか あなたはどっち そうやって、 勢力を拡大していったそうです。 でも、よくよく考えて見ると、 今の日本でも 同じことがいえるかもしれません。 国家の基本政策に従う人間に カネ(生活と命の保証)を与え、 従わない人間には、 不利益を与える。 (「ホサレル」という日本語もあるようです。) 人間世界の支配の構造は、 永遠の法則なのでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 23, 2011 06:15:30 AM
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