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カテゴリ:八房之記憶
君に買ってもらったかばんと指輪をまだ使っている。生憎とかばんはもうボロボロになっちまって、指輪は左の薬指に落ち着いた。
彼女に奪われた携帯のストラップ。その画面にはまだあったことのない少女のあどけない笑顔。封筒の中身は裁判という、もっともドラマチックな物語が、A4サイズの紙に、おおよそドラマチックとはいえない書式で書き込まれている。 そして部屋に積み重ねられた本は、なかなか開かれることもなく、やはりナダレのイエスと呼ばれるだけあって、なだれを起こす。 そんな一日。その積み重ねて毎日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/05 06:25:12 PM
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