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HASIRA

HASIRA

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2006/03/01
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カテゴリ:八房之記憶
以下のメール文章、ナイスです。
そして、あまりにも勿体無いので、御本人の了解を得て、このメールを転載します。これをもって、御本人への返信と致します。だってあまりにも勿体無い。
御本人・Mさん(M嬢とは別人です、念のため)みたいな方がいて、すごく救われている感ありありです。ローマ移住計画はもう10年以上前からありましたが、こーゆー方々がいると、とどまりたくなる。もっといろんな話をしたくなる。一緒に何か作りたくなってくる。
昨日、Kさんと話をした時に「モノを作る事はあとでもいい」と話しをしました。
信念がしっかりしていれば、自然とモノはできてくる。技術なんて所詮小手先のことなのだ、と。まぁネット猿は小手先器用ですが。
前置きが長くなりますた。歳をとるとコレが多くてどうもいけない。いけないいないと自戒していても、止められないのが余計にいけない。

「努力の賜物-日本人考の感想から-」
私のマイミクのフランス人のマリンバ奏者○○さんの日記を見て、ちょっと前渡邊さんと話していたこととリンクするような感じがしたのでもしお時間があったら見てください。
(注:マイミク以外観れませんでした…)

これに対して私自身のコメントは
何かをずっと続けるという経験が、生きるということ以外に経験したことがないので、芸術家の方は本当に苦労なさっているのだなぁと思いました。そして“遊び”とは違う努力の賜物であることを痛感させられました。芸術家という生き方・スタイル「ステキよ」だなんて簡単にいえるけれど、苦労が耐えないのですね。
と、渡邊さんの努力の賜物という言葉をお借りしました。
遊び感覚とは違う、プロの世界というもの。
ちょっと前の日記で、遊び感覚と本物(本格的に努力してきた方のほう)に関して書いていましたよね?それは遊び人が増えると本物が廃れるということになるのでしょうか。なんだか自分の論点がずれているようにも感じるのです。ごめんなさい。
《返信:ある意味当たりである意味はずれです。理由は下記にて》
ヴィレッジヴァンガードというお店をご存知でしょうか。ロフトやフォーラスに入っている色んなカルチャーを扱っている本屋兼おもちゃ屋みたいなところです。あのお店は好きです。色んなカルチャーに手軽に出会えるから。そしてあのお店が好きな人もたくさんいると思います。音楽や漫画、本のジャンルが、この本や音楽を聴いているとかっこいいみたいなものが厳選されています。また、トイカメラも多数おいてあります。そのため、どんな人でもカルチャー人になった気分になれるのです。でも、私は最初、このお店のおかげで偽カルチャー人が増える、と思いました。
《返信:この感性、素敵です》
しかし、そのお店で出会うことによって本格的に始めるきっかけになることもしばしばあると思うので悪いとは思いません。また、自分の考えで行くと、見事に自分も偽カルチャー人だな、と思います。
※カルチャー人というよりサブカルチャー人という表現のほうがよいのでしょうか。
《返信:この感性、ホントに素敵です》
もしかしたらそのカルチャーの先駆者は、そのカルチャーを広めることも目的の一つだったかもしれません。新しいものを作ることはそれが広まらなくては欲求が満たされない。なので偽カルチャー人を増やすことはある意味作品という商品に価値を与え、正解なのではないかと。そのカルチャーを吸収した人の中からまたそれに対して興味を示しさらに広めることに尽力するかもしれない。先駆者はそれを期待の中に含めて新しいものを作るのかもしれません。
そうすると偽カルチャー人という言い方は不適切だったかもしれません。言い過ぎというか、考えすぎというか。
《返信:語弊を恐れずに言えば、カスはどこまで行ってもカスでしかありません。偽者は所詮偽者です。残念な事ながら。(僕がカスかどうかは、僕が判断する事ではないので、委ねます。)ちなみに僕は、この世の中の文化がオタク層によって形成されている事実を知っています。音楽・漫画・絵画・洋服だってなんだって、ある種それに固執したパラノイアたちが、健常者にものを提供している。だって、フツーの人が作った作品を、フツーの人が「面白い」と思うと思えます?
結局作中の非日常部分が面白かったり、興味をそそったりする訳です。
で、ヴィレッジヴァンガードは、そのオタク層たちの作品を集めた点ではすごいなぁ、と思います。
但し、僕の知る限りのオタクの方々は、皆そこに足を向けない。なんでだと思います?
僕がオタクを代表して言うならば、食指が動かないんです。なんでも揃っているところなんて意味がない。むしろありそうにないところにお宝を見つけたりすることが快感であったりするんです。故にオタク層(Mさんの言うところのカルチャー人)はあまり行かないようです。
で、その次の話ですが、偽カルチャー人の考察は、ホント当たっていますが、はずれてもいるのです。まずこれも僕が知る限りのオタク層は、他人のことなんてしったこっちゃないし、どうでもいい。そして自分の作品を作るために土壌をなんとかしようとしている商売人的な考え方も持ってはいません。自分の作品のことだけしか考えていません。パラノイアですから。
ヴィレッジヴァンガードはあくまでも巧みな商店にしかすぎません。ビジネスとしてはすばらしい。そしてそこでうまれた偽カルチャー人は、所詮偽者です。(カルチャー的に)何の役にも立ちません。その偽者の中から本物が生まれる可能性はほぼ0%に近いと思います。いや、今日は大盤振る舞いで0%と言ってしまいましょう。
でもこれは当のヴィレッジヴァンガードやヴィレッジヴァンガードの常連さん、偽カルチャー人に対する批判ではありません。いいのです。別に本物のカルチャー人なんかではなくても。あ・かるーく生きた方が楽でいいんです。僕もできることならそうしたいです。(僕が本物のカルチャー人であるかどうかは、他の人に判定委ねますが)僕は、結局モノを作る事しかできない。その程度のことしかできない。会社勤めもできず「趣味は趣味・仕事は仕事」なんて器用に立ち回ったり、計算高くできない。それだけのことなんです。
以前知り合った知り合ったコは、「あたし紙芝居を誰よりも愛しているんです。」と言いながら「でも自分の生活を守る事、基本ですよね。彼氏とか」と当然のことのように言いました。…。こんな世の中、もはや手後れ、なんです。
なーんて。》

長いので、まずは前編。





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Last updated  2006/03/01 11:38:54 PM
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