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カテゴリ:八房之記憶
人間的に好きだということと、異性として好きだということと、そんなに違いがあるのかしら。異性としてではないから、とか考え方が好きだから、とかそんなことはどーでもいい。「好き」という感情にカテゴリーはいらない。だから僕は君のことが好きなんだが…と、言ってしまいそうになる。危ない危ない。そういう訳にはいかない。僕はそのことに気づいていない彼女に感謝しなければならない。
僕は年老いて、いままでの人生目録を一つ一つ検証しながら捨てていかなければならない。しかし彼女は、いろいろなモノを見て、感じて、考えていかなければならない。今はたまたまその接点に居合わせているだけなのだ。 僕は、HASIRAの憂いを理解する。喜びが、悲しみと共に現れると感じてしまうのは、歪んでしまった者の証拠だ。 僕はもう元には戻らない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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