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カテゴリ:八房之記憶
芸術家…(そもそも僕は「芸術」と口走る輩が大嫌いなのだが、この場合敢えて使おう)は、まったく困った人種だなぁ、と僕は一人グチる。大家であろうがなかろうが、いわゆる奇行や虚言、もしくは生活者としてのバランスを欠いた姿を「モノを作るため」で片をつけてしまおうというそのスタイルに辟易しているのかもしれない。
バランスを崩すことなんて簡単なのに。なんでそれを正当化しようとしているのか。むしろバランスを保っているサラリーマン諸氏の方がよっぽど大変そうに見えるのだが。 結局、彼らをサポートするパトロンや親族が、柔らかい檻を作り上げ、世間から彼の身を守ろうとしているようなのだが、結局のところ、それはフィルターのかかった世界を形成し、甘さの残った作品しか作り上げることが出来ない。 「モノを作る人間なんてものは不具・不遇・不合の精神を持っている」 とは持論だが、それを表面化する程度なら芸術家たる資格はない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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