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若さま「英明院」と呟く やくざ風の男達を外へ出し、若さまも行こうとしたとき、お蝶が若さまに、「あいつら金が欲しいんですよ、いくらか包みゃ帰りますから」というと、 若さま「いやあ、包まなくても帰る」 お蝶とお澄の心配をよそに、笑って外へ出て行きます。 若さまが外へ出ると、待ちかまえていた男達がかかってきます。若さまは小気味よいテンポでかかって来る男達を痛めつけて行きます。途中見ている娘達が「すてき」というとそちらを見たりと、 また、お若い矢の娘達が喜ぶと、手をあげて答えたりと、楽しく暴れます。敵わないと逃げ帰るのを見て大笑い。 佐々島と小吉がやってきました。奥の部屋を借り、極秘の話というのを聞きます。 若さま「町奉行や鈴木采女が、御用商人を取り調べられないことぐらい、子供だっ て知ってる。老中に届けろというのだ。老中は堀田一人ではないぞ」 それに対し、佐々島がこう言ってきます。 佐々島「いえ、それがそのう、奉行のいいますところでは、堀田様がいる限り手も 足もでないっつうんですな」 若さま「堀田がいる限り?」 ある夜、堀田の乗った駕籠行列が屋敷から出て行くのを見て、あとをつけて行くと、入って行った屋敷を見て・・・そこは・・・ 若さま「英明院」 と呟きます。 続きます。 🎬『若さま侍捕物帖』前回までの投稿掲載分は、ページ内リンクできるようにしてみました。下記のそれぞれをクリックしてご購読することができます。 若さま侍捕物帖・・・(1) 若さま侍捕物帖・・・(2) 若さま侍捕物帖・・・(3) 若さま侍捕物帖・・・(4) 若さま侍捕物帖・・・(5) 若さま侍捕物帖・・・(6)
若さま侍捕物帖・・・(6) 2024年09月21日
若さま侍捕物帖・・・(5) 2024年09月15日
若さま侍捕物帖・・・(4) 2024年09月08日
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