畑の生き物 その 34 テントウムシ
畑の生き物 その 34 テントウムシ 七星天道虫テントウムシ(天道虫・紅娘・瓢虫)コウチュウ目・テントウムシ科に分類される昆虫の総称。鮮やかな体色の小型の甲虫である。和名の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、太陽神の天道からとられた。????目 : コウチュウ目(鞘翅目)Coleoptera 亜目 : カブトムシ亜目(多食亜目)Polyphaga 下目 : Cucujiformia 上科 : ヒラタムシ上科 Cucujoidea 科 : テントウムシ科 Coccinellidae Latreille, 1807 英名 Ladybird, ladybug, lady beetle 亜科 クチビルテントウムシ亜科 Chilocorinae ヒラタテントウムシ亜科 Coccidulinae テントウムシ亜科 Coccinellinae マダラテントウムシ亜科 Epilachninae Ortaliinae ヒメテントウムシ亜科 Scymninae メツブテントウムシ亜科 Sticholotidinae 成虫は半球形の体型で、脚や触角は短い。体は黒・赤・橙・黄・褐色など鮮やかな色幼虫・成虫とも強い物理刺激を受けると偽死(死んだふり)をし、体液(黄色の液体)を分泌食性アブラムシやカイガラムシなどを食べる肉食性の種類うどんこ病菌などを食べる菌食性の種類ナス科植物などを食べる草食性の種類の3つに分ける甲虫の仲間なので、卵 - 幼虫 - 蛹 - 成虫という完全変態をおこなう。終齢幼虫は植物の葉の裏などで蛹になる。蛹は楕円形で、翅こそ短いものの成虫の形に近い。多くは成虫で越冬する。越冬の際は石や倒木などの物かげで、数匹-数十匹の集団を作る写真のは肉食ナナホシテントウ Coccinella septempunctata アフリカ、ヨーロッパ、アジアまで広く分布する代表的なテントウムシ。体長8mmほどで、翅は赤く、和名のとおり7つの黒い紋がある。アブラムシを食べてくれるので益虫はた坊