ニンニクは元気に育っている 東日本大震災696日後に
2年前 秋のニンニクの植え付けだあ先週にニンニクの種の袋を購入さあ 今週には 植え付けをしよう 第一弾 宮崎産 ニンニク09月11日 0.5kgの宮崎産のニンニクを植え付けした 75個 g-22に植え付け09月25日 発芽はまだ10月02日 ニンニクもすこし発芽してきている 10月10日 全部が発芽した10月16日 雑草とりをしておいた10月23日 順調に生育中 ok11月13日 かなり大きくなっている11月27日 その後もokだなあ 雑草とり少ししておく12月23日 霜にうたれて やや弱っているが がんばっている 第二弾 中国産 芽ニンニク09月18日 0.5kgの芽ニンニク 中国産のも購入 m-20の畑に植え付けた10月02日 芽ニンニクは全部が発芽してきている10月10日 こちらは より大きくなっている 元気だなあ10月16日 雑草とりをしておいた10月23日 順調に生育中 ok11月13日 かなり大きくなっている11月27日 その後もokだなあ 雑草とり少ししておく12月23日 霜にうたれて やや弱っているが がんばっている どちらも 今は 同じくらいのサイズになっている霜にうたれて 弱りながらも 頑張っている 01月04日 芽ニンニク やはり寒そう 見ているのも寒いなあ やっぱり冬だなあ02月12日 ニンニクは葉が黄色のなっているのもある まあ なんとかなっている03月11日 ニンニクが青々してきている 春だなあ 03月18日 ニンニクに追肥しておいた どんどん 大きくなーーれ 雨も良く降る03月18日 芽ニンニクも元気だ 追肥もしておいた04月15日 雑草とりをしておく ニンニク 芽ニンニク ともに元気は良い04月30日 芽ニンニク たくさん出ているのて収穫しておいた g-22の分 20本くらい05月03日 芽ニンニク たくさん出ているのて収穫しておいた g-22の分 20本くらい05月12日 中国産のニンニクにもやっと芽ニンニクができた m-20 40本 収穫05月13日 追加で また 芽ニンニクを20本くらい 収穫しておいた05月20日 追加の追加でまたメニンニク20本の収穫をした06月02日 ニンニクもそろそろ収穫できるようになってきている m-20の中国産のニンニク メニンニク60本収穫g-22の宮崎産のニンニク こらちも60本の芽ニンニクを収穫した どちらも 良く育っている ニンニクの本体の収穫できる もう 良く育っている06月03日 m-20の芽ニンニクの半分を収穫した 数は45個あり 残りは来週に06月10日 残りの芽ニンニクを収穫した 数は46個あり 合計で91個 宮崎産の ニンニクがまだある06月17日 宮崎産のも収穫した 58個だった これは まあまあの出来具合だった これにて ニンニクは 結果は良しということで終了した 昨年hcでニンニクが売り出されていた早速 ニンニク 購入した08月13日 ニンニク 宮崎産 500gを購入した08月20日 芽ニンニクもかっておいた これは 中国産 植え付けは9月くらい そろそろ畑の準備が必要だ 10月08日 ニンニクも続いて植え付け m-08の畑10月20日 ニンニクの発芽の確認 全部が発芽してきている11月10日 全部 元気だなあ 雑草とりもしないと11月25日 雑草とり しておいた 12月29日 その後もニンニクさんは元気だなあ 芽ニンニクの発芽は まだだな やや 遅い10月07日 芽ニンニクいつもより1か月遅れて ゆっくりと植え付けした m-08の畑10月20日 芽にんにくは 発芽したのは1本のみ 遅い10月27日 芽ニンニクも全部が発芽してきている11月10日 全部 元気だなあ 雑草とりもしないと11月25日 雑草とり しておいた 12月29日 その後もニンニクさんは元気だなあ ニンニク 芽ニンニク ともに 元気に育っている雑草 小さいが 根っこはしっかりと伸びていた 今年01月05日 芽ニンニク m-08の畑の雑草とりした01月06日 ニンニク m-08の畑の畝の雑草も除いておいた02月03日 その後も ニンニクさん 元気 まあまあ 家に保管している ニンニク 発芽してきている 家の中のニンニクも発芽中 早く食べないといけないなあい東日本大震災 3月11日発生2月5日は 既に696日後となった 阪神大震災は、1月17日で発生から18年 武田さんのブログ----------------------------------------------自然に学ぶ人工材料 014 ― 人工材料の自己修復 ポリエーテルケトンの自己修復 ― 実験装置を準備し、論文を取り寄せて読み、学生と研究会を何回かして、実験を開始し、ようやくポリエーテルケトン同士の反応の実験ができるところまで到達した。 そして、最初の実験は、綺麗に精製したポリエーテルケトンを再びジフェニルスルフォンの中に入れ、さらに「修復剤」としての炭酸カリウムを添加する。今度はポリマーだからこれまでのように容易に分子量が増加するかは不明である。このところの記憶がハッキリしないのだが、最初はあまり上手くいかなかった様な気がする。 後になって簡単にできるものでも、最初は何かと躓くものである。それが温度調整の失敗や攪拌の速度が不十分だったりと原因は様々だがともかく最初の内はまずいことが起こる。でもそれは記録されない。学生にはノートを良く取っておくように言うのだが、そのノートもだいたいは学生が卒業した時点でこの世から失われる。 学生は自らの勉学のためにノートを取るのだから、勉学が終わればそのノートを捨ててもそれは仕方がない。また、よほど几帳面な学生でなければ、例えノートが残っていても他人が見て理解できるようなものでもない。このような大学の状態を「だらしない」という短慮な人がいるが、学生はまだ修行の身である。立派に教育機関を卒業して国立研究所に勤務し、仕事として研究をしている人の集団とは訳が違うのである。 学生が卒業論文や修士論文にまとめる時にはとかく「きれい事」でまとめがちである。「できなかったことはその通り書いておくように」といってもそれはなかなか守られない。また「卒業論文は40ページまでで、フォントサイズは12」とか「修士論文は60ページまででフォントサイズは10.5」などと制限が加わる。それを超えても判定には関係がないと思うが、形式要件を満足していないと論文を受け取って頂けない先生もいる。 とどのつまり、学生本人の実験記録はわずかな卒業論文や修士論文だけに残される。実に残念なことである。だからポリエーテルケトンのポリマーの反応についてもなにか最初に失敗があったような感じもするが、思い出せない。学生が記録している最初の実験結果は次のようなものだった。 320℃というかなり高い温度ではあるが、結果は良好だった。10分と20分の実験でもともとの粘度平均分子量6,500、数平均分子量2,600のものが、かなりの分子量まで上昇した。溶液中の再重合が認められたので、次に固体における再重合を試みた。 この時点で研究上の不安はもっぱら末端の問題であった。もともと「普通の化学反応」に使う分子の分子量は50から200程度が多いのに対して、ポリエーテルケトンの分子量は1万程度である。モデル実験では少し分子量の低いものを用いるがそれでも数千である。末端がカリウムに置換しなければ反応は進まないかも知れないし、非水溶媒中で電解質がイオン的に交換するのかなど未知の要因が多い。 この頃、次第に私たちの研究室の研究が知られてくると学生に雑音が入るようになった。最も大きな雑音は「まだ再重合実験をしているだけで、修復などと大げさな名前を使うな」というものだった。私は学生が余計な攻撃にさらされるのを防ぐために再重合研究などと書かせていた。 でも、このような雑音を言った人にここで抗議をしておきたい。「再重合」というのは「行為」であり研究の最終的な目的ではない。最終的にはあくまで「自然に学ぶ人工材料の自己的修復反応の研究」であり、そのために研究室ではポリエーテルケトンの実験をする傍ら、大腸菌や人間の皮膚の防御の勉強をしているのである。 それを矮小化すると、まず学生が将来の研究目的をよく考えて今の実験を計画するということがなくなり、何のために大腸菌の勉強をするのかも不明になり、ただ先生の言うとおりにやればよい、ということになる。でも工学大学の教育で大切なことの一つは長期的な目標に向かって一歩一歩自分で勉強して行くことだ。 目的が近く、それを義務でやる研究は、どうせ会社に入ればさせられる。せめて学生の時には自由な発想で夢のある研究をさせたいと思っても、このことに反感を持つ人が多かったのである。 それはともかく、固体の実験に入った。まず末端が心配なので、あらかじめ溶液の時に末端をカリウムに置換したポリエーテルケトンを使って実験した。つまり開始剤なし、溶媒なしの実験である。 その結果が上のグラフである。反応の最初の還元粘度は0.15であったが、1時間も経つと0.3と約2倍になった。なんとなく理解できないが、ともかく固体の中でもあの固いポリエーテルケトンの分子が動き回り、末端同士が反応することが実験的には明らかになった。 次に、末端を最初はHにしておき、固体内に炭酸カリウムを分散させて再重合ができるのかについて実験した。いよいよポリエーテルケトンの固体内重合、私たちの研究目的から言うと自己的な修復反応の可能性を調べることになった。 その結果を上のグラフに示す。分子量は急激に上昇し、約15分で還元粘度が0.8まで変化した。それから1時間までさらに分子量が増大することを期待したが変わらなかった。しかし、ともかく溶媒を入れないでも末端をカリウムに置換するために無機塩を入れただけで分子量が回復することがわかったのである。 現実の疲労実験や熱劣化で高分子が劣化するのは高分子の主鎖の開裂である。この開裂の時に酸素などがあると酸化劣化を伴うが、末端は必ずしも過酸化物などとは限らず、多くの縮合系高分子では末端の構造は大きく変化しない。つまりこの実験結果は明瞭に「人工的高分子材料の自己的な修復は固体中でも可能である」ということを示している。 実験サイドでは20分より長く保っても分子量が増大しない理由を考えていた。おそらくは末端の数とカリウムの当量の関係であろうと考えられたが、研究は先を急ぎたかったので、この原因を解明することなく、さらに条件などの検討に入った。 ふむふむふむはた坊