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テーマ:政治について(20231)
カテゴリ:カネミ油症のこと
「救済法ができても不誠実で謝罪さえない。 許せない」。 30日午前、北九州市のカネミ倉庫本社前で決議文を同社に手渡した原告団長の古木武次さん(82)=五島市奈留町=は憤った。 同日午後、福岡地裁小倉支部で同社などを被告としたカネミ油症新認定訴訟は結審。 最終意見陳述に臨んだ古木さんは汚染食用油の摂取から44年、提訴から4年の歳月を振り返った。 1968年、38歳だった。奈留島で半農半漁、自給自足に近い生活。 「安くて良い油」という食用油が島に出回り、魚やイモの天ぷら、野菜いためが食卓に並んだ。 家族6人でよく食べた。疲れやすくなり、妻や息子に吹き出物が出始めたが、油のせいとは考えもつかず食べ続けた。 辺地で行政の情報もなかなか入らず、油症についてはっきり知ったのは13年後の81年ごろ。 知人の勧めで油症検診に足を運び、以来ほぼ毎年受診。 油症認定を求めたが、20年以上却下され続けた。 通院とはり治療で出費はかさみ生活苦に悩んだ。 2004年、診断基準改定でようやく認定された。 最初から油症被害者だったのに、カネミ倉庫は認定前の36年間の医療費を払おうとしない。 昨年から足の痛みがさらに強まり歩行さえ困難な状況だ。 最終意見陳述では、PCBを製造したカネカの責任を主張するカネミ倉庫に「責任逃ればかり。 (それなら)カネミがカネカを提訴すればいい」と怒気を込めた。 命懸けの裁判は和解か判決を待つだけとなった。 古木さんはこう力を込める。 「神様がいるのなら、必ず私たちに味方するはずだ」
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