15日の日記
今月十四日、14時頃
ハニーが十三歳という大型犬としては長い生涯を終えました。
一週間前から歩けなくなり、三日前から何も食べなくなり、少々荒い息をしていて苦しそうでした
まさかこんなにはやく死んでしまうなんて夢にも思わなかったけど……
死ぬ日の朝、学校行く前にハニーの様子を見ようと横にしゃがんだら、ふと顔をあげて私を見てきました
今思えばきっとお別れを言ってたんだね
それに気付ければ学校休んでハニーの最後を看取れたのになあ
私はなんにも気付いてやれませんでした
ハニーにしてあげることが何もなくて、自分の無力さに愕然とした
兄から連絡をもらって、学校で泣いて、
家に帰って、ハニーを見たら、あまりに穏やかな顔で眠るように死んでいたので、ほっとしてまたさらに涙が溢れました
兄が気付いたときには呼吸がだんだんと小さくなっていって、少し痙攣してからすうっと力尽きたらしいです
本当に静かに
ハニーらしい最後だなって思いました
さっき火葬して、骨になったハニーを連れて帰ってきました
ハニー、十三年間よくがんばったね
ありがとうね
大好きだよ
おつかれさま
いってらっしゃい
そしておかえりなさい
写真は一週間前くらいに撮ったやつです
目と口とあと体中ところどころに癌と思われる腫瘍ができてました
でも骨をみた火葬場のおじさんは老衰ですねって言ってました
骨は結構ボロボロでした
それでも骨壷がいっぱいになるまで綺麗にのこっていました