年の暮れ2
この年の瀬になると思い出すのが下の句。ご存知 忠臣蔵の名場面の一つ。 「年の瀬や 水の流れと 人の世は あした待たるる その宝船」四十七士のひとり大高源吾が、討ち入り前夜 雪の両国橋で咄嗟に詠んだといわれる句であるがこのころ 四十七士では いつ吉良が在宅なのか分からず悩む毎日。もし不在の日に討ち入れば仇討ちは失敗に終わる。吉良家を偵察に訪れようとする大高源吾。両国橋にさしかかると 俳諧の師匠である宝井其角にバッタリ出合う。さすが師匠 源吾が吉良邸の偵察に向かう途中 と察する。其角は源吾を橋の上に引き留める。源吾は 仇討ちのことをを悟られてはならずと、俳諧の師匠其角に一句よむ。「年の瀬や 水の流れと 人の世は」両国橋の上から 静かに流れる隅田川を見下ろしながら 流浪の身のはかなさを句に託す。しかし さすが俳句の師匠 とっさに意をさとり、すかさず 下の句を付け足す。 「あした待たるる その宝船」 あしたは宝船、明日 討ち入れば めでたやめでたやの宝船。討ち入り成功 念願成就。すなわち 明日は吉良は在宅するの意味。其角は下の句を付け足し、源吾に討ち入り成功のための重要な情報を送り応援する。 句により意を悟り 「明日は吉良は在宅する!!」赤穂浪士の討ち入りは成功。吉良上野介を討ち取ることとなる。← まぁ~ 何といったらいいのか 早い話しが「忠臣蔵」を好きな方は ポチッを お願いします。俺 好きなんだなぁ~ 「忠臣蔵」と ベートーベンの交響曲第9番ニ短調「合唱」「晴れたる青空 ただよう雲よ~♪」なんて日本語で歌うより ドイツ語で歌う方がいいよ~ !!合唱はドイツ語に限る !! Freude, schöner Götterfunken, Tochter aus Elysium, 歓喜よ、美しい神々の火花よ、エリゼから来た娘よWir betreten feuertrunken, Himmlische, dein Heiligtum!私たちは炎に酔って踏み入る。聖なるものよ、あなたの聖殿にAlle Menshen werden Brüder, wo dein sanfter Flügel weilt.全人類は兄弟となる。あなたの優しい翼がとどまるところで